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ワクチン3回目接種、米が承認 免疫力低下している人など対象

https://news.yahoo.co.jp/articles/a5abe65f67e32bd2ca1f4f947c5314b3f5d949b6

2021/8/13(金) 14:04 ロイター

[12日 ロイター] – 米食品医薬品局(FDA)は12日、ファイザーとモデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて、免疫力が低下している人を対象に3回目の追加接種(ブースター接種)を認めた。 イスラエルやドイツなどでは、感染力の強いデルタ株の広がりを抑制するため、3回目の接種を計画もしくは実施している。 ただ、3回目の接種を巡っては、その効果がまだはっきりしていないために専門家の間では意見が分かれている。 ファイザーはビオンテックと共同開発したコロナウイルスのワクチンについて、時間の経過に伴い効果が低下するとしている。 モデルナもワクチン接種を完了した人でデルタ株感染が確認されたことから、最終的には追加接種が必要になるとの見方を示している。 FDAは12日、ワクチンの緊急使用認可を修正し、臓器移植を受けた人や免疫力が低下している人などへの追加接種を認めた。 多くの国ではワクチンが依然不足しているものの、一部の裕福な国はブースター接種に動いている。世界保健機関(WHO)は先週、ワクチン不足への懸念から、ブースター接種を9月末までは中止すべきだとの見解を示した。

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コロナワクチン2回接種で発症0.4% 重症・死亡なし 大阪府分析

https://news.yahoo.co.jp/articles/004d96ce44b17c68990555677457c8b3dca9d9ec

2021/8/19(木) 0:01 産経新聞

大阪府は18日に開いた新型コロナウイルス対策本部会議で、3月以降に確認された新規感染者計約8万5千人のうち、ワクチンを接種した人は全体の2・5%の2118人だったとの分析結果を公表した。2回目のワクチン接種後、免疫を獲得するとされる2週間以上が経過して発症した人は317人(0・4%)で、重症者や死亡者はいなかった。府はワクチン接種が感染や重症化の予防に効果があるとみて、データ収集と分析を続ける。 【表で比較】3社のコロナワクチンの特徴 府によると、感染「第4波」の起点とする3月1日から8月15日までに判明した感染者8万5325人の中で、1回以上接種して感染した人は2118人(2・5%)。このうち、1801人は1回接種したか、2回接種後2週間たたないうちに発症した人らで、15日までのデータに基づく重症化率は1・7%、死亡率は1・0%だった。未接種などの8万3207人では重症化率は2・4%、死亡率は1・9%。 府は接種歴をもとに、年代別に人口10万人あたりの新規感染者数を算出。65歳以上は未接種が108・3人、2回接種後2週間以上経過したのは5・5人▽40~64歳は未接種256・1人、2回接種10・4人▽30歳以下(年齢不明含む)は未接種352・8人、2回接種34・9人-と、いずれも顕著な差がみられた。 府によると、15日までに府内で2回接種を完了した人の割合(接種率)は65歳以上が81・0%、60~64歳が45・7%、40~50代が15・9%。6月21日からの感染「第5波」で8月17日までに確認された重症者は294人に上り、40~50代が53・1%を占めた。 吉村洋文知事は対策本部会議後の記者会見で、「ワクチンを2回打って14日たてば発症自体を抑え、重症化や死亡リスクを下げる効果が非常に高い」と述べ、接種を呼びかけた。

引用:産経デジタル

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コロナワクチンの「接種後感染」、重症化は極めてまれ、米CDC

https://news.yahoo.co.jp/articles/8150b80b1c0978d4aa55958b7bae37d276bb5a68

2021/7/28 NATIONAL GEOGRAPHIC

米疾病対策センターがデータを発表、ワクチンはデルタ株にも依然有効

米カリフォルニア州サンタモニカのAppleストア内で、新型コロナ感染予防のためにマスクを着けて順番を待つ人々。専門家は、ワクチンの接種を完了してもマスクを着けてウイルスを防ぐよう推奨している。(PHOTOGRAPH BY GENARO MOLINA)

 米国ワシントンD.C.の国会議事堂から東京のオリンピック選手村まで、ワクチン接種を済ませた人々の間で新型コロナ検査の陽性例が出ていることから、いわゆる「接種後感染(ブレイクスルー感染)」への懸念が高まっている。それにともない、新たな変異株へのワクチンの効果や、効果の持続期間などが取り沙汰されるようになった。 ギャラリー:腸チフスのメアリーから不遇の天才医師まで「感染症、歴史の教訓」 画像20点  米国内でブレイクスルー感染がどれほど起こっているかは、正確には判断できない。なぜならデータは不完全で、一貫した追跡調査も行われていないからだ。しかし、米疾病対策センター(CDC)がこのたび発表した7月19日時点のデータによると、重いブレイクスルー感染が起こる割合は極めて低い。  1億6100万人を超える米国内のワクチン接種完了者のうち、新型コロナ検査で陽性だった入院および死亡例の報告は5914件であり、これはワクチン接種を完了した人の0.004%未満だ(編注:ほかの疾患で入院または死亡し、検査の結果陽性が判明した例も含む)。  一般に「ブレイクスルー感染」とは、ワクチンを適切に接種した人々が新型コロナに感染した例(無症状例含む)を意味し、「ブレイクスルー疾患」は、そのうち体調が悪くなった例を指す。疾患にまで至るのは、ワクチンで強い免疫が得られない場合、免疫が時間とともに低下した場合、もしくはワクチン接種によって得られた抗体を避けるように進化したと思われる株にさらされた場合だと、ニューヨーク、ロックフェラー大学の臨床医科学者ロバート・ダーネル氏は述べている。  100%有効なワクチンというものは存在しない。ブレイクスルー感染や疾患はどんな病気でも起こり得る。なぜならウイルスは常に進化しており、インドで最初に報告され、現在は米国の新規感染例の83%を占めるデルタ株のような、ワクチンを回避する能力が高い新たな株が登場するからだ。  それでも、米国で認可されているワクチンはどれも、新型コロナ感染症による入院や死亡のリスクを大幅に軽減してくれる。現在新型コロナで入院している患者の97%以上はワクチンを接種していない人たちだと、CDC所長のロシェル・ワレンスキー氏は言う。 「感染者の割合は、ワクチンを接種していない人の方が圧倒的に高く、接種済みの人は低いという状態が続いています。接種した人も感染するというのは、単にゼロではないという意味です」と、テキサス、ベイラー医科大学の感染症内科医ステイシー・ローズ氏は述べている。 「わたしが懸念するのは、ブレイクスルー感染があるならワクチンを受けてもしょうがないという印象を人々が持ってしまうことです。ワクチンを接種すれば、たとえそれがデルタ株であっても、新型コロナに感染するリスクを下げてくれるのは事実です」

ブレイクスルー感染例の把握が難しい理由

 CDCは当初、軽症や無症状のブレイクスルー感染の報告も集めていたが、その方針を5月に変更し、ブレイクスルー感染による入院または死亡例のみを対象とするようになった。  ブレイクスルー感染に統一された基準がなければ、感染者数の確認は、州、病院、個々の施設などそれぞれのやり方に委ねられる。そのせいで、各ワクチン間での比較が難しくなったと、カリフォルニア大学サンディエゴ校の感染症内科医・病院疫学者のフランチェスカ・トリアーニ氏は言う。  施設によっては、無症状例の検査を行っている。その一方で、症状がある場合のみ検査をする施設もあるが、その基準でさえ施設によって異なる。  また、ワクチン接種率が低く、感染率が高い地域ではブレイクスルー感染が起こりやすい。各自の行動や免疫が原因で、そもそもより感染しやすい人々もいる。こうした条件の違いがあると、ワクチンの効果の比較は難しくなる。  そして、ワクチン未接種で感染の可能性が高い人たちが一定数いるという状態は、コロナウイルスに対し、今後もワクチンを回避できるよう進化するチャンスを与え続けてしまう。 「全員がワクチンを接種すれば進化は起こらず、ウイルスは去っていくでしょう」とダーネル氏は言う。「ワクチン接種は、麻疹(はしか)を基本的に根絶させ、ポリオ(小児まひ)をほぼ根絶に追いやった手段です。それはコロナでも可能です。この状態に終止符を打てるのです」  7月22日付けの医学誌「New England Journal of Medicine(NEJM)」に、医療従事者、救急隊員、現場作業員ら、定期的に検査を受けている約4000人のうち、204件の感染例があったという論文が発表された。感染者のうちワクチンの接種を終えていたのはわずか5人(2.4%)だった。

ワクチンによる差はあるのか

 一部のデータや記事では、特定のワクチンが、特に新たな変異株に対して効果が低いことが示唆されている。しかし、情報は急速に変化しており、変動する要素が多く、データも不完全なことが多いと、ダーネル氏は言う。  多くの州が州内におけるブレイクスルー感染例をカウントしているものの、地域レベルであっても、データはワクチンの種類別に記録されているわけではないと、ワシントン州保健局の広報担当者テリーザ・マッカリオン氏は言う。また、接種スケジュールのばらつきや、各ワクチンを接種した人の数や集団の違いといったさまざまな要因が、統計の処理を難しくする。 「ワクチンの種類別のデータを示すことはしません。なぜなら、ブレイクスルー感染は現在承認されている3つのワクチンすべてに関連が見られるからです」とマッカリオン氏は言う。「それが、ブレイクスルー感染の数をワクチン間で直接比較することを難しくしています」  ワクチンの種類別のブレイクスルー感染に関する一貫したデータがないことから、一部の研究者は、別の方法でワクチンの有効性を調査している。  まだ査読前であるものの、7月21日付けで論文投稿サーバー「bioRxiv」に、ある研究結果が発表されて注目を集めた。ジョンソン・エンド・ジョンソン社のワクチンを1回接種した10人と、ファイザー社のワクチンを2回接種した17人の血液サンプルを分析したところ、前者の方が、デルタ株を含む新規変異株に対する抗体の反応が弱かった。  この研究はニューヨーク・タイムズ紙をはじめメディアで大きな話題となったが、サンプルが少ないこともあり、結論を出すには早すぎるとダーネル氏は言う。ほかの研究ではこれと相反する結果が出ているとも、氏は付け加えている。  2021年3月に行われた、カリフォルニア大学サンディエゴ校およびロサンゼルス校で定期的に検査を受けていた1万5000人近くの医療従事者の分析では、ワクチン接種から15日以上経過した後、検査で陽性を示したのはわずか7人であり、陽性率は0.005%だったと、トリアーニ氏らは5月6日付けで「NEJM」に発表している。  サンディエゴ校では現在、デルタ株が主流となっているが、ブレイクスルー感染はワクチンを接種していない人たちが感染した場合に比べるとはるかに症状が軽く、回復も早いという。ワクチンを接種した人の入院は極めてまれであり、死亡した例もない。  デルタ株には警戒が必要だ。デルタ株はどうやらあらゆるワクチンを回避する能力にすぐれており、また、米国内でブレイクスルー感染者の周りで感染者が増加しているという事実は、ワクチンを接種した人たちもウイルスを感染させる可能性があることを示していると、ダーネル氏は言う。そして、デルタ株はとりわけ感染力が強い。  それぞれのワクチンに違いはあっても、正確な比較にはさらなる研究が必要だ。ダーネル氏は言う。「産業界の企業と学術界の臨床医科学者とが協力できれば非常に有益でしょう。われわれにはもっと科学が必要なのです」  データが蓄積されるのを待つ間、子どもや免疫系が弱い人たちを含むあらゆる人を守るうえで、ワクチン接種が最善の方法であることに変わりはないと、ローズ氏は言う。  ワクチンを接種することの方が特定のワクチンを選ぶことよりも重要であり、「どのワクチンも優秀です」とトリアーニ氏は指摘する。

文=EMILY SOHN/訳=北村京子

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米CDC「デルタ株感染のワクチン完了者も他人にうつすリスク」

https://news.yahoo.co.jp/articles/44f134a088b3a7ab27e1dcdec2f229280757a6ae

2021/7/31 TBS NEWS

 新型コロナのワクチン接種を完了した人がインド型変異ウイルスデルタ株に感染した場合、未接種の感染者と同じ程度のウイルス量があり、人にうつす可能性があるとアメリカのCDC=疾病対策センターが警戒を呼びかけました。  CDCの発表によりますと、マサチューセッツ州で今月開催された複数の大規模な集会の後469人の感染が確認され、その74%にあたる346人がワクチン接種を完了していた人でした。このうち274人に症状が現われ、4人が入院しました。デルタ株の感染が多く、127人のウイルスの量はワクチン未接種で感染した人とほぼ同程度だったということです。  この調査結果を受けて、CDCはワクチン接種を完了した人でもデルタ株に感染した場合、他の人にうつす可能性があるとして、接種の有無にかかわらず感染リスクの高い地域の「屋内」の公共施設ではマスク着用を推奨することを決めたとしています。またCDCは、デルタ株に対しても重症化を防ぐためにはワクチン接種が最も重要だと強調しています。(31日15:31)

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デルタ株「ワクチン接種後もうつす可能性」 米CDC

https://news.yahoo.co.jp/articles/64c4d4ed44856b33e012fe8d56c726079618512b

2021/7/31 テレ朝news

 アメリカの保健当局は7月に国内で発生した新型コロナの集団感染を分析し、デルタ株の場合、ワクチンを接種した人もウイルスを感染させる可能性があると明かしました。  アメリカCDC(疾病対策センター)は30日、7月に東部マサチューセッツ州で集団感染が確認された469人のうち、約74%がすでにワクチンの接種を終えていたとする分析結果を公表しました。  CDCのワレンスキー所長は声明で、「デルタ株に感染した場合、ワクチンを接種した人もしていない人と同等にウイルス量が高くなることが明らかになった」「デルタ株に感染したワクチン接種者がウイルスを他の人に感染させる可能性がある」と指摘しています。  この分析結果をもとに、CDCは27日、感染が拡大する地域では屋内でマスクを着用するよう指針を見直しました。  ワクチンについてはデルタ株にも重症化を防ぐ効果があると訴え、早期に接種するよう呼び掛けています。

テレビ朝日

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米国、ワクチン接種完了後もマスクの着用を推奨 2ヶ月で方針転換した背景

https://news.yahoo.co.jp/articles/1d2555a521bf720c0b028b432fe6a51938483607

2021/7/29 Newsweek

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は2021年7月27日、米国内の感染拡大地域を対象に、新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した人にも屋内でのマスクの着用を推奨する指針を発表した。学校の教職員や学童・生徒、来訪者も同様に、ワクチン接種の有無にかかわらず、マスクの着用が推奨される。 ●動画:2100年に人間の姿はこうなる? 3Dイメージが公開 ■ 「デルタ株」の感染拡大で、2ヶ月で方針転換 CDCでは、5月中旬、「新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した人は新型コロナウイルスを他者に感染させづらい」との科学的データを根拠に、ワクチン接種の完了を条件としてマスクの着用は原則不要としていた。 しかし、インドで最初に確認された「デルタ株」の感染拡大を受け、わずか2ヶ月で従来の方針を転換することとなった。 米国ではデルタ株の感染拡大が急速に広がっていることがその理由だ。6月19日には1日の新規感染者数が1万1480人にまで減少したが、7日間平均が7月27日時点で6万人を超えている。7月23日時点で新規感染者のうちの83.2%がデルタ株に感染したと推定されている。 ■ ワクチン接種しても、無症状で他者にウイルスを感染させる CDCのロシェル・ワレンスキー所長は「米国で主流となっているデルタ株はこれまでのウイルスとは異なる」とし、「まれにワクチン接種を完了した人への感染も確認されている」と警鐘を鳴らす。 CDCの調査によれば、ワクチン接種の完了後にデルタ株に感染した人のウイルス量は、ワクチン未接種でデルタ株に感染した人と同等であった。つまり、ワクチン接種を完了した人は、無症状であっても、他者にウイルスを感染させる可能性がある。 一方で、入院患者や重症者、死亡者の大多数はワクチン未接種者だ。CDCの推定によると、新型コロナウイルス感染症の入院患者の約97%はワクチン未接種者で占めている。 ワレンスキー所長は「新型コロナウイルスワクチンはデルタ株の発症リスクを7分の1に低下させ、ワクチン接種を完了すれば、デルタ株による入院リスクや死亡リスクを20分の1に下げられる」とワクチン接種の有効性を示し、ワクチンを接種するよう国民に呼びかけている。 ■ ワクチンのデルタ株への有効性はやや低い 新型コロナウイルスワクチンのデルタ株への有効性は他のウイルス株に比べてやや低いとみられる。イングランド公衆衛生局(PHE)ら、英国の研究チームが7月21日に医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)」で発表した研究論文によると、ファイザーの新型コロナウイルスワクチン「BNT162b2」の2回接種後の有効性は、英国で最初に確認された「アルファ株」で93.7%であったのに対し、デルタ株では88.0%にとどまった。 また、アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチン「ChAdOx1 nCoV-19」の2回接種の有効性は、アルファ株で74.5%、デルタ株で67.0%であった。なお、いずれも1回接種後の有効性は極めて低く、デルタ株で30.7%、アルファ株でも48.7%にとどまっている。

松岡由希子

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GoogleとFacebook、出社できるのはワクチン接種者のみに

https://news.yahoo.co.jp/articles/8269e3ba9898d93634a7a863876812857c187e63

2021/7/29 GIZMODO

Appleはワクチン接種については言及なし。 コロナのパンデミックが始まってすぐにアメリカの大手IT企業はリモートワークに切り替えていましたが、ワクチン接種も進み、今度はどうやって従業員をオフィスでの勤務に戻すか計画を練っているところみたいです。GoogleとFacebookは従業員がオフィスへ戻るにあたってはワクチン接種を条件とし、Appleはワクチン接種必須が正しいことか否かを考え中とのこと。

Googleの判断

GoogleのCEOサンダー・ピチャイは従業員に向けたメールで、Googleキャンパス内で働くすべての人がワクチン接種をする必要があると書いています。このルールは北米でまずは開始して、そのあと他の地域でも同じようにオフィスに来るならワクチン必須となっていくようです。でもこれはワクチンの供給がしっかりされている地域でのみのルールとなります。そして健康上の理由などでワクチン接種ができない人も例外として認めるそうです。今のところ10月18日までは在宅勤務をオッケーとして、100%オフィス勤務に戻るまで30日の移行期間を設けるそうです。ただピチャイは急増するデルタ株の懸念も示していて、ワクチン接種は必須としたようです。

Appleは在宅勤務を継続

一方、Appleのティム・クックは9月の始めから週に3日はオフィスに来るようにと従業員言っていましたが、とりあえず在宅勤務の状態を10月まで伸ばすと発表。アメリカのAppleストアでは7月29日からマスク着用での入店を義務付ける予定ですが、店舗で働く従業員のワクチン接種は必須としていません。

これからの大手IT企業の働き方

大手のIT企業はこれから先も出社と在宅の「ハイブリッド」勤務をしていくと見られていて、ピチャイ氏も「これからのワークスタイルはフレキシブルに」と話していて、100%リモートワークの申請や勤務先オフィスの異動なども許可していくとのことです。Facebookのサッカーバーグ氏はこの先5年から10年は従業員の半分はリモートで働いていくことになるだろうと話していますし、マイクロソフト、Twitter、Spotifyも同じくこの先もハイブリッドや永遠にリモートワークでの勤務オッケーと発表していますね。 ワクチンが広がってオフィスに戻れるかと思いきや、デルタ株もがやってきてまた怪しい雲行きに。日本ではいつの間にか出勤する日々に戻っていますが、この先どうなるんでしょう?

岩田リョウコ

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デルタ株、感染したらワクチン接種者でも同じウイルス量 米CDC

https://www.cnn.co.jp/usa/35174615.html

2021.07.31 CNN

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は30日、新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」に感染した場合、ワクチン接種者の体内でも未接種者とほぼ同量のウイルスを生み出すことを示す研究結果を公表した。

米連邦政府は今週、接種完了者にも屋内でのマスク着用を推奨する指針を出しており、CDCはこの判断の主な動機となったデータを公表した形だ。

専門家によると、ワクチン接種によりそもそも新型コロナに感染する可能性は低減できるものの、感染者となった場合、接種者であっても未接種者と同様にウイルスを拡散する可能性があることが示唆されている。

CDCのワレンスキー所長は声明で、「ウイルス量の多さは感染リスクの高さを示唆する。他の変異株とは異なり、デルタ株に感染したワクチン接種者はこのウイルスを他人に感染させる懸念がある」としている。

研究では、7月にマサチューセッツ州バーンスタブル郡で感染した同州の住民469人を分析した。この中で死者は報告されていない。

約74%に当たる346人はワクチン接種を完了しており、このうち79%が症状を訴えた。遺伝子解析の結果、デルタ株が主な要因だったことが判明した。

ウイルス量については、接種完了者127人とその他の84人(未接種者や接種が完了していない人、あるいは接種状況が不明な人)の間でほぼ同様なことが判明した。ウイルス量は、他人にウイルスをうつす可能性がどの程度あるかを示す代用データとなる。

ワレンスキー氏は27日、感染リスクが「高い」または「相当高い」地域で屋内のマスク着用を再開すべきとの指針を発表した際、こうした研究結果に言及していた。現在、米国民の75%超がこうした地域に居住する。

ワレンスキー氏の30日の声明によると、CDCが指針改定に踏み切った背景には、デルタ株はワクチン接種者の間でも同様のウイルス量を生み出すというこうした「重要な発見」があったという。

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中国製ワクチンは「水ワクチン」?…シンガポール「シノバック接種した人はコロナ検査もう一度受けて」

https://news.yahoo.co.jp/articles/b740349c7d67a701511a07a83fbec8aec26b369e

2021/7/3(土) 18:01 朝鮮日報

 シンガポール政府は新型コロナワクチン接種者に対し、集まりに参加する時の検査を免除しているが、中国製ワクチン「シノバック製ワクチン」を接種した場合は例外的に新型コロナ検査を再度受けさせることにした。現地メディア「ザ・ストレーツ・タイムズ」が1日(現地時間)、報道した。シンガポール保健省は同日、「(シノバックが変異型ウイルスの)デルタ株(インド株)感染を防ぐという証拠は十分でない」と理由を明らかにした。 ■ワクチン接種率OECD1位はイスラエル、日本が最下位…韓国は?  全世界的に中国製ワクチンの免疫力に対する疑問が相次いで取りざたされている。今年1月からワクチンを接種しているインドネシアでは最近、新型コロナ感染者が急増している。インドネシアで接種されているワクチンの90%がシノバック製だ。今月1日の一日の新規感染者数は2万4836人で、昨年5月(4000人台)に比べ約5倍の増加となった。首都ジャカルタとジャワ島は新型コロナ感染者で医療崩壊寸前だと米CNNは報じている。  しかも、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、優先接種対象者としてシノバックの接種を2回受けた医療従事者26人のうち、先月だけでも10人が新型コロナで死亡し、約500人が陽性となったという。

 同様に、接種のほとんどがシノバック製ワクチンであるチリやアラブ首長国連邦(UAE)では、接種率が高いのにもかかわらず、新型コロナ感染者が減らないという現象が起きている。昨年12月からワクチン接種を開始したチリの接種完了率は55.5%だが、新規感染者数は毎日3000人に達する。100人当たりの接種回数が152.1回で世界第2位のUAEでも、感染者数は2000人台だ。このため、UAEは1日、インドなど新型コロナの感染が拡大している14カ国について、自国民の渡航を禁止した。  もう一つの中国製ワクチンである「シノファーム」製ワクチンの効果にも疑惑が取りざたされている。シノファームを主に接種しているモンゴル、セーシェル、バーレーンなどで最近、新型コロナが拡散している。人口335万人のモンゴルでは、全人口の58.7%が1回以上、52.1%が2回接種を終えたが、今月1日の一日の感染者数は4861人に達した。イスラエルのよりも接種率が高いセーシェルでも、新型コロナ感染急増によりこのほどロックダウンを強化した。  韓国政府は今月1日から海外でワクチン接種を終えた韓国人・外国人に対して2週間の隔離措置を免除することにした。免除対象のワクチンはファイザー、ヤンセン(ジョンソン・エンド・ジョンソン)、モデルナ、アストラゼネカだけでなく、中国製ワクチンのシノファーム、シノバックも含まれている。中国製ワクチンを免除対象に入れるのは韓国が初めてだ。

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ガンのmRNAワクチン、フェーズ2臨床試験に突入。新型コロナワクチン開発のビオンテック社が実施

https://news.yahoo.co.jp/articles/eff7e5f9f89d48594792ec4f82cc83ffb093a829

2021/7/2(金) 17:01 FINDERS

ドイツのビオンテック社は、ファイザー社とともに新型コロナウイルスの発症と重症化を防ぐmRNAワクチンの開発を行っている。そんなビオンテック社が次に目指しているのは、ガンのmRNAワクチンだ。 mRNAワクチンは、体内の特定のウイルスを攻撃する抗体を作るよう人体に指示を出すものだが、ビオンテック社はその技術を応用し、悪性腫瘍(ガン)に対する抗体を作るワクチンの開発を進めている。 今年3月に、ビオンテック社共同創業者にしてチーフメディカルオフィサーのオズレム・トゥレシ氏が、数年以内に開発すると明かしたことで、大きな話題を呼んだ。そんな全世界が期待するガンのmRNAワクチンに新たな進展があった。

「良好な結果」とトゥレシ氏も前向き

ビオンテック社は6月18日発表のリリースの中で、皮膚ガンの一つであるメラノーマを対象としたフェーズ2臨床試験を実施したと発表した。メラノーマ患者120人に、mRNAワクチン「BNT111」を投与。ガン治療で用いられている免疫チェックポイント阻害薬の「セミプリマブ」と併用し、全奏効率(効果のあった患者の割合)、治療期間、安全性を評価する。フェーズ1で有望な結果が出たことで、効果への期待が寄せられているという。 トゥレシ氏はリリースの中で、「ガンは現在起きているパンデミックよりも、さらに深刻な人類の脅威であることを忘れてはいけません」「このワクチンはすでに初期の臨床評価において、良好な安全性と有望な暫定的結果を示しています。今回のフェーズ2においてガン患者への治療が開始されたことで、mRNAワクチンの有効性を証明していくことへの自信につながりました」と、前向きな見解を示した。

前立腺ガン、頭頸部ガンのmRNAワクチン開発も

ビオンテック社では「BNT111」の他に、去勢抵抗性前立腺ガン(CRPC)のワクチンとなる「BNT112」、や頭頸部ガンのワクチンとなる「BNT113」の開発も進めており、現在どちらもフェーズ1臨床試験にあるとのことだ。 世界中で年間およそ1000万人もの人が、ガンによって亡くなっている。もし人類が完全にガンを克服できれば、その影響は計り知れないものになるだろう。引き続き注視していきたい。

山田山太