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インフルワクチン、大阪府が全額補助検討 高齢者ら対象

https://www.asahi.com/articles/ASN8W6GS5N8WPTIL019.html

2020年8月28日 3時00分 朝日新聞デジタル

 新型コロナウイルスインフルエンザが今冬に同時流行することを避けようと、大阪府は高齢者らに対するインフルエンザワクチンの接種費用を、市町村の補助に上乗せして全額補助する方向で検討に入った。インフルエンザによる重症患者をなるべく減らすことで、コロナに対応する医療機関の負担を減らす狙いがある。

 複数の府幹部が明らかにした。対象はコロナの重症化リスクの高い65歳以上の高齢者や基礎疾患のある人を検討。府と市町村が費用を折半するなどして負担する方向で調整している。府内の65歳以上は約240万人。府民全員への補助も検討したが、ワクチンを確保するのが難しいという。

 インフルエンザの流行期に入る秋以降は、コロナとの同時流行が懸念されている。厚生労働省インフルエンザワクチン接種について、例年通り10月1日を開始予定としている。ワクチンの供給量は当面限られており、10月前半は定期接種の対象となる65歳以上の高齢者を優先する方針だ。

 定期接種の費用は大阪市の場合、個人負担は1人1500円(生活保護受給者や市民税非課税世帯は無料)となっている。(多鹿ちなみ)

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対策 感染症ニュース

罰則付き休業要請「あり得る」 西村再生相インタビュー

https://news.yahoo.co.jp/articles/a15d12791bf208ece7a2861777717e85c2610417

8/2(日) 7:13配信 時事通信社

 西村康稔経済再生担当相は1日までに時事通信のインタビューに応じた。  新型コロナウイルス対策の特別措置法改正に関し、休業要請・指示に従わない場合の措置として「命令や罰則の新設はあり得る」と明言した。主なやりとりは次の通り。 【グラフ】主な産業の休業者数  ―特措法に基づく調整で苦労した点は。  この法律は初めて使ったため、国と自治体の役割をどう当てはめるか相場がなかった。4月に東京都が検討していた休業要請は「ロックダウン」の言葉通り、幅広い業種を対象にしていたが、生活に必要な業種もあるので時間をかけて調整した。  小池知事は「社長と思っていたら天の声が聞こえた」と言ったが、私からすれば「法律の声」だ。休業要請は私権制限を伴うことを頭に置き、執行の責任者として対応してきた。  緊急事態宣言の発令や解除は私に説明責任がある。休業要請をどの業種に出すかは知事の権限なので、説明責任をしっかり果たしてほしい。  ―特措法などの改正を検討するか。  内閣法制局とも話している。早い方がいいものもあれば、落ち着いて議論すべきものもある。(別種の感染症が将来流行した場合にも)特措法を使える道があっていい。落ち着いて検討すべきだ。  他方、休業命令や罰則は検討を急ぎ、改正するかどうか考えたい。  国と自治体の関係も整理すれば、相当いろんな議論になる。今やれば余計に混乱する。各知事が適切に判断できるようにするのが私の仕事だ。  ―休業要請と補償のセットは。  実態から言えば、事実上の補償は既にやっている。持続化給付金や雇用調整助成金、地方創生臨時交付金でかなりの部分をカバーできている。(法律に明記するのは)技術的に難しいし、世界の主要国でも例がない。  ―感染症対策の「司令塔」の必要は。  最高司令官は安倍晋三首相で、その下の連絡会議に私と加藤勝信厚生労働相、菅義偉官房長官が出席している。意思疎通は図れている。米疾病対策センター(CDC)の日本版創設という議論もあるが、米国の対策が本当にうまくいっているのか。国立感染症研究所の強化は大きな課題だ。  世界に冠たる日本の保健所で予算や人員が不十分になっている。思い切って拡充し、リアルタイムで国と都道府県、市区町村が情報共有できる仕組みをつくることは待ったなしだ。 

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対策 関連知識

電機メーカーが“本涼”発揮、「着るクーラー」新製品続々

https://news.yahoo.co.jp/articles/2c2c99e3cd4a2e9c91ed4c97ac76f8b96cf795f0?page=1

日刊工業新聞 7/26(日) 11:26配信

知見や技術を暑さ対策に

首に巻いて使うサンコーの「ネッククーラーNEO」

 夏本番に備えて、身に付けて体を冷やす製品が相次いで登場している。消防庁の統計によると2019年5―9月には熱中症で約7万人以上が救急搬送されており、暑さ対策は命に関わる重要な問題。新型コロナウイルス感染症対策で需要が急増したフェースシールドも、着用時の暑さや不快感を取り除く工夫が欠かせない。 冷たく蒸れないマスクを投入した衣料素材メーカーの技術がスゴい!  電機各社の持つ知見や技術が新たな暑さ対策製品を生み出している。ソニーは接触する体表面を冷やしたり温めたりできるウエアラブル端末「レオンポケット」を発売した。一般販売に先駆けて実施した19年のクラウドファンディングで“着るエアコン”として注目を集めた製品だ。  直流電流を流すと冷却や加熱、温度制御ができる半導体素子「ペルチェ素子」を活用して開発した端末を、首の後ろ側にポケットがある専用肌着に入れて使用する。スマートフォンのアプリケーション(応用ソフト)から温度調節ができ、本体の温度や着用者の行動に応じて温度を自動調整する機能も備える。ソニーの「レオンポケット」

 インターネット通販で人気を集めているのが、サンコー(東京都千代田区、山光博康社長)が4月に発売したウエアラブル型クーラー「ネッククーラーNEO」だ。価格は5980円(消費税込み)。受注台数は20万台を突破した。各通販サイトで8月下旬入荷分の予約申し込みが始まると、すぐに売り切れる状況が続く。  本体を首にセットして電源を入れると、プレート部分が約2秒で冷える仕組み。冷えたプレートが首に当たることで涼しくなる。重さは約150グラムで、電気を流すと冷却するペルチェ冷却方式を採用。強弱2段階の切り替えが可能で、プレートの温度が強モードで外気温に比べて15度C、弱モードで10度C低くできる。  強と弱を自動で繰り返すことで感覚がまひすることなく、缶飲料を当てたような“ひんやり感”を維持できる。容量1万ミリアンぺア時のモバイルバッテリーを接続した場合、強モードで約10時間、弱モードで約20時間利用できる。  デサントが発売した「コアクーラー」もクラウドファンディングで好評を博した製品。開発にはシャープが参加している。コアクーラーはグローブと独自の蓄冷材で構成。手のひらにある動静脈吻合(AVA)と呼ばれる血管を冷やして血液の温度を下げることで、体の深部体温を効果的に下げる。適度な冷たさを保てる蓄冷材は、シャープが液晶材料研究で培った技術を活用している。

造現場でも試行錯誤

富士電機は換気口のある独自のフェースシールドを試作

 富士通ゼネラルは、ペルチェ素子を活用した首かけ型のウエアラブルエアコン「コモドギア」を開発した。頸(けい)動脈を通る血液を冷やすことで深部体温の上昇を抑える仕組み。端末は腰に付けるラジエーターとホースでつながっており、冷却水を循環させて放熱する。21年度に発売予定で、生体情報のセンシング機能やシステム連携なども開発中。製造現場や警備などさまざまな場所で健康状態の把握に役立つIoT(モノのインターネット)端末を目指している。  製造現場でも利用が増えているフェースシールドも試行錯誤が始まっている。富士電機はフレーム部分に換気口を持つ独自のフェースシールドを試作した。キヤノンはファン付きバイザーを開発して製造現場などでの利用を始めた。頭部に装着する本体部分にファンを搭載しており、額から顔の前面にかけて下向きの気流を発生させることで、マスクやフェースシールド装着時の暑さを軽減する。  家電量販大手のビックカメラによると、暑さ対策製品の足元のトレンドは例年と同じくエアコンや扇風機、サーキュレーターが主力を担っている。一方で、ハンディファンや首かけ式の扇風機といった携帯可能な扇風機も19年に続き人気だという。  携帯できる小型の扇風機はこの数年で一気に認知度が高まった。「多くの注目を集めたガジェット(目新しい機器)は、次の年にはバリエーションが広がり人気が続く。ハンディファンや首かけ式も20年は早い段階から品ぞろえが豊富になっている」(ビックカメラ広報担当)。  気象庁の季節予報によると、7―9月の平均気温は全国的に平年よりも高くなる見通し。梅雨明け以降は、猛暑対策グッズの人気争いも一層熱さを増しそうだ。