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ワクチン接種に関するチチパスの持論、母国ギリシャ政府が怒り

https://news.yahoo.co.jp/articles/b1a8199b833d244bacb15ece9da5f090eac9a499

2021/8/20(金) 10:08 JIJI.COM AFP BB news

【AFP=時事】ギリシャ政府は19日、同国を代表する男子テニス選手のステファノス・チチパスStefanos Tsitsipas)が、新型コロナウイルスのワクチンを接種するのはツアーで義務化された場合のみと発言したことについて批判した。 【写真特集】コートの外のテニス選手~試合中とは違う表情  世界ランキング3位のスター選手であるチチパスについて、ギリシャの政府報道官は記者会見で「彼にはワクチン接種に関する選択肢を自分で構築するための知識もなければ、学習やリサーチなどの作業もしていない」と指摘すると、「彼は偉大なアスリートだ。しかしながら、ワクチンの必要性やワクチンが臨床試験に十分な時間をかけていることを評価する能力に関しては危うい」との認識を示した。  米シンシナティ(Cincinnati)で今週開幕したウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2021)に出場しているチチパスは先日、まだ新型コロナワクチンを打っていないと明かし、「ワクチン接種が必須事項とは誰からも言われていない。いずれ打たなければならないのは十分に承知の上だが、これまでのところツアーに出場する上では義務化されていないから、まだ打っていない」と語った。  また「自分は若く、25歳以下のカテゴリーだ。ワクチンの臨床試験はまだ十分ではなく、未知のものだと思っている。副反応も出ている」としつつ、「知り合いで打った人も何人かいるのは分かっていて、別に反対してはいない。ただ、自分たちの年代としては、接種の必要がある理由は何も見当たらない」と主張。  そして、誰も打つことを強制されるべきではないと付け加え、「自分としては、改良型のワクチンが製造され、リスクを上回るメリットをもたらしてくれるのを望んでいる」と話した。  今年の全仏オープン(French Open 2021)で準優勝を果たしたチチパスのこうした発言を受け、報道官は「他の分野においても優れた存在感やパフォーマンスを発揮することができ、幅広いソーシャルグループにとって考え方の基準になるような人物が、このような見解を示すときには二重の注意を払うべきだ」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

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コロナワクチンの健康被害で初救済 29人、因果関係否定できず

https://news.yahoo.co.jp/articles/78b7a29b2fb7ca9640a5a0360881a7658996474a

2021/8/19(木) 20:48 毎日新聞

 厚生労働省の審査分科会は19日、新型コロナウイルスワクチンの接種後に健康被害を訴えた29人について、接種との因果関係が否定できないとして予防接種法に基づき医療費と医療手当の支給を決めた。新型コロナワクチンでの患者の救済決定は初めてとなる。 【国産ワクチン開発の現状と見通し】  予防接種法に基づく接種で健康被害があれば、国が治療費や障害年金などを補償する「予防接種健康被害救済制度」がある。市町村に申請し、外部有識者からなる厚労省の疾病・障害認定審査会が因果関係を認定すれば給付が受けられる。  新型コロナワクチンも対象に含まれ、19日の分科会で、申請があった計41件を審査した。18~83歳の女性37人、男性4人で、いずれも通院や入院に要した医療費・医療手当を請求。重い副反応の一つのアレルギー反応「アナフィラキシー」や急性アレルギー反応、アナフィラキシー様症状の健康被害があった。死亡一時金の申請はなかった。このうち29件を認定し、12件は判断を保留した。否認はなかった。  厚労省によると、新型コロナワクチンを接種後、アナフィラキシーと診断されたのは、7月25日までに米ファイザー製は約7413万回接種のうち360件、米モデルナ製は約358万回接種のうち8件あった。死亡は7月末までに計919人で、副反応について検討する専門部会は接種との因果関係は評価できないとしている。【矢澤秀範】

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コロナ 社会問題

ワクチン拒否し夫の2週間後に死亡した4児の母親「子供たちにはワクチンを…」

https://news.yahoo.co.jp/articles/7d2badbdd6bd9f91ec9ca1a34f90cb15647c1356

2021/8/20(金) 7:30 COURRIER

「子供たちにワクチンを受けさせて」──そう言い残して4人の子供を持つ母親は息を引き取った。彼女は、家族全員が感染するそのときまでワクチンを打つつもりはなかった。 【画像】コロナで亡くなった夫妻と残された4人の子供たち 数週間前、リディア・ロドリゲス(42)はワクチンを打たなくても新型コロナウイルスに打ち勝てると思っていた。 しかし、1週間にわたる教会のキャンプから帰宅後、自分や家族の陽性がつぎつぎに確認されると、彼女は気を変えてワクチン接種を希望したが、そのときには「すでに手遅れだった」と主治医は言う。彼女を待っていたのは人工呼吸器だった。彼女のいとこ、ドッティ・ジョーンズが米「ワシントン・ポスト」の取材に答えた。 米テキサス州ガルベストンに暮らし、ピアノ教師をしていたロドリゲスには4人の子供がいた。いよいよ打つ手がなくなったとき、彼女は最後の電話で姉妹にこう頼んだ。「どうか子供たちにワクチンを受けさせて」と。 彼女は8月16日に息を引き取った。夫のローレンス・ロドリゲス(49)が同じく新型コロナウイルスで命を落としてから2週間後のことだった。 結婚して21年になるロドリゲス夫妻は、アメリカに何千万人といるワクチン未接種者の一部だ。現在、アメリカでは12歳以上であれば無料でワクチンが提供されており、当局はワクチン接種が重症化や死亡率を大幅に下げると訴えている。それにもかかわらず、いまも多くの子供たちがこの病気で親を亡くし、孤児になっている。 ロドリゲス夫妻もまた、他の患者と同様に挿管される直前にワクチンの投与を医師に懇願した。 「リディアはワクチンを信じていませんでした」。ジョーンズは言う。「彼女は、薬に頼らず自分でなんとかできると思っていたのです」 新生児看護師だったジョーンズは、勤務先の病院で新型コロナウイルスがいかに母子に深刻な影響を与えるかを見てきた。彼女は、何週間も人工呼吸器につながれたまま症状が改善しない患者のことをロドリゲスに話した。 何度ジョーンズがその危険性を訴えても、いとこは沈黙を保ったままだった。それがすべてを物語っていた、と彼女は振り返る。「リディアはワクチンを打つ気はまったくありませんでした。とても心配でした」

家族全員が感染

夫のローレンスも妻とともにワクチン接種を拒否していた。4人の子供のうち3人はすでに接種対象年齢だが、彼らもまた、一度も接種していなかったという。 7月初旬、ロドリゲスと子供たちが教会のキャンプから戻ってきた数日後、ジョーンズの懸念が現実のものになった。仕事の都合でキャンプには参加しなかった夫を含め、家族が一人ずつ陽性を示したのだ。 息切れが始まったロドリゲスを夫が病院に連れて行くまで、彼女は誰にも家族の感染のことを話さなかった。彼女はICUに入り、夫も別病棟に入院した。 そのときには4人の子供たちも全員感染していたが、一番下の子供だけに軽い症状が出たものの、他の3人は無症状だったという。 夫のローレンスは一時、病状が改善したように見えた。しかし、入院の数日後にはICUに移された。人工呼吸器につながれる直前になって彼もワクチンの接種を希望した。遅すぎた。彼は8月2日に亡くなった。 その頃、妻リディアは完全に酸素マスクに依存していたため、電話をかけてくる子供たちと話すことすらできなかった。 「あなたのために祈っているわ。子供たちの面倒も見ているから」とジョーンズは彼女が亡くなる当日も話しかけたという。そしてその後、ジョーンズは病院のスタッフから彼女の訃報を受けた。 ジョーンズによると、ロドリゲスの最期の願いは18歳の双子の子供たちに伝えられ、16歳の息子と11歳の娘も可能になればすぐにワクチンを接種する予定だという。 親族は子供たちを支援するため、オンラインで寄付金を募り始めた。 8月18日、ロドリゲスは43歳の誕生日を迎えるはずだった。

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武漢研究所が“証拠隠滅”米下院報告 検査通知の数時間後…病原体データが突然消失、「疑惑の日」2019年9月12日に河添恵子氏が迫る

https://news.yahoo.co.jp/articles/1f1c2b092230451adb8221e9ab0966c89ab05355

2021/8/19(木) 16:56 夕刊フジ

 日本で1万5000人以上、世界全体で435万人以上もの犠牲者を出した新型コロナウイルスの「起源」について、ジョー・バイデン米大統領は情報機関に対し、今月末までに追加調査の報告を指示している。これに先立ち、欧米の議会や研究者、メディアが、中国・武漢にある「中国科学院武漢ウイルス研究所」からの流出説を強める発信を続けている。「疑惑の日」として浮上した2019年9月12日と、習近平国家主席率いる中国共産党政府の責任とは。ノンフィクション作家河添恵子氏が最新情報に迫った。 【写真】疑惑の目が向けられている武漢ウイルス研究所  「新型コロナウイルスの『患者ゼロ号』は、武漢ウイルス研究所の職員の可能性がある。研究現場で感染したというのが有力説の1つだ」  WHO(世界保健機関)の新型コロナウイルス起源調査団を率いた医師のピーター・ベン・エンバレク氏は12日、地元・デンマークの国営テレビ2のドキュメンタリー番組でこう語った。  「新型コロナの宿主とみられている種類のコウモリは、武漢地域に野生で生息していない」ことや、「中国の専門家らと研究所流出説についての議論をすることが困難で、報告書に入れる同意が得られなかった」ことも暴露された。  米下院外交委員会のマイケル・マッコール(共和党)筆頭理事らも、1日に新型コロナの起源に関する84ページの報告書を公表し、「武漢ウイルス研究所から流出」との結論を導き出した。エンバレク氏の説と一致しているのは、「研究所を起源」と見定めた点であり、すなわち中共政府が発生当初から大々的に喧伝した「海鮮市場からの流行説」の否定である。  ウイルス発生の時期について、共和党の米下院による同報告書は2019年8~9月ごろとした。  そして、“疑惑の日”として浮上したのが同年9月12日だ。同日午前2時から午前3時にかけて、武漢ウイルス研究所が収集した2万2000以上のコウモリとネズミの病原体サンプルと遺伝子情報が収録されていたデータベースが突然、消えたのだ。  調査報道で知られるフランスのニュースサイト「メディアパルト」が先月15日に発表した「武漢ウイルス研究所の伝説 中国当局による1年半の隠蔽」によると、「データベースが消えた」のは、武漢大学から「検査の通知」があった数時間後だった。同研究所から近い武漢大学は、同年6月より(国の)科学技術部の専門委員会による検査対象になっていた…。  「中共政府は嘘をつき続けてきた」と非難するメディアパルトの同記事には、米報告書と同じ、「19年9月に武漢にコロナウイルスが存在していた、と専門家グループが説明」と記されている。  ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)も今月8日、最も危険なウイルスを扱うP4レベルのプロジェクトにおいて、有害な医療廃棄物が適切に処理されておらず、19年9月9日に廃水処理プラントを閉鎖させ、隣接する江夏工場に処理を移転させたこと、P4実験室の稼働から2年足らずで、廃棄物処理システムや空調設備の「通常はあり得ない」大規模な改修をしている事実を報じた。  フランスは、SARS(重症急性呼吸器症候群)流行後の03年、中共政府と協定を締結。技術と資金の提供を含め、武漢P4実験室(=通称『新しいラボ』)の建設に関わった。当時から、「中国のP3実験室はすべて人民解放軍が制御している」「フランス軍と情報機関は、ラボの建設技術が軍事に転用されることを懸念」などと報じられていた。  「中国当局が、16年に実験室で働くために必要な防護服の数十枚をフランス当局に要求したが、機密機器の輸出を担当するデュアルユース委員会が、彼らの要求を拒否」「中国共産党が軍事研究を行うか、軍事手段のための第2のP4実験室を開設しようとしていると、フランス国防省内が懸念を強めた」ことを、フランス紙「チャレンジ」(20年4月30日)が暴露している。  前出の共和党米下院による報告書にも、「武漢研究所は16年初めから、修正の痕跡を残さずに新型コロナウイルスを遺伝的に変換させられる能力を持っていた」と記されている。5年前のこの時期も“分岐点”となっていることが素人でも分かる。  そして同報告書は、19年9月に武漢に存在したウイルスについて、同年10月18日、世界109カ国の計9308人の選手が武漢に集まって開催された「軍人世界ゲーム(2019 Military World Games)」を機に世界に広がったと結論づけた。  米国、フランス、そして世界の「正義と良識を持った」科学者や専門家で、もはや「人工説」を疑う者はいないようだ。習政権も「自然発生説」で押し切れないからこそ、「架空の学者」をしつらえ官製メディアやSNSを使って意図的にデマ論説を垂れ流して抵抗を続けている。  まさか、これでも日本政府は「陰謀論」だと考えるのだろうか。  

■ 河添恵子(かわそえ・けいこ) ノンフィクション作家。1963年、千葉県生まれ。名古屋市立女子短期大学卒業後、86年より北京外国語学院、遼寧師範大学へ留学。2020年、アパ日本再興財団が主催する、第13回「真の近現代史観」懸賞論文の最優秀藤誠志賞を受賞。著書・共著に『トランプが中国の夢を終わらせる』(ワニブックス)、『覇権・監視国家-世界は「習近平中国」の崩壊を望んでいる』(ワック)、『習近平が隠蔽したコロナの正体』(同)など多数。

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なぜ社長は表に出てこない…テレ朝社員の宴会・転落問題 五輪に“ブーメラン競技”あったら金メダル確実

https://news.yahoo.co.jp/articles/c0e86f265de7851093274e95331650db75604071

2021/8/19 16:56 夕刊フジ

桂春蝶の蝶々発止。】  テレビ朝日スポーツ局社員ら10人が9日未明、緊急事態宣言下の東京都内のカラオケ店で、東京五輪の打ち上げと称して飲酒を伴う宴会を開き、女性社員が2階から転落するという、とんでもない事実が発覚しました。 【写真】テレ朝社員が転落したカラオケ店の外観  これまで散々、コロナの恐怖を煽り続け、大衆に「自粛」を徹底させ、一部ワイドショーなどで東京五輪にあれだけ反対してきたテレビ朝日のこの始末。五輪に「ブーメラン」という競技があったら、同局が金メダルを獲得するのは間違いないでしょう(笑)。  火消しよろしく、ニュース番組やワイドショーでキャスターが謝罪をする姿を見ても、もう滑稽すぎて…。このコーナーで書くことすらアホらしくなってきますな。  ここまで来たら、こういううがった見方をしたくもなる。実は皆さん、この東京五輪で儲けたのって、「テレビ局」だというのを、ご存じですか? これは業界関係者から聞いた話です。  最近、大手広告代理店が1000億円を超える黒字だという報道が出ましたが、実は広告代理店はそんなに儲かっていないんですって。東京五輪について、広告代理店は事前作業などをかなりやってきたが、事態が右往左往しすぎて作業量が倍増。人件費も相当かかってしまったそうです。  一方、テレビ局は日本選手の大活躍で視聴率がアップしました。大半が「無観客」開催なので、みんなテレビにかじり付きましたよね? 企業もテレビCMをうちまくった。あと、渋谷の交差点みたいな普段人がたくさん行き交う場所に出ている広告も、在宅増加でテレビ広告に移行しているとか。結局、独り勝ちなのは「テレビ局」だったそうです。  あれだけコロナ報道をやりまくって、「無観客」開催を徹底させたのも、「五輪特需」を狙っていたのではないかと思いたくもなります。万が一、そうだとしたら、私たちの生活ってテレビに転がされてるというか、「蹂躙(じゅうりん)されている」と言いたくもなりますわ。  テレビ朝日の社員らの始末も、その「特需」にわいて、テンションが爆上げになっていたんじゃないですか? 文春オンラインによると、「一次会は焼き肉、二次会はカラオケ。テキーラ付き」だったそうですが、緊急事態宣言中に考えられません。何で、社長は表に出てこないのですか?  ワイドショーやニュース番組がつくり出す空気の中で、飲食店が次々と閉店し、鬱病の方も増え、自殺者が多くなっている…。今回の「打ち上げ」の報道を聞いたら、それくらい言いたくもなりますよ、本当に。  

■桂春蝶(かつら・しゅんちょう) 1975年、大阪府生まれ。父、二代目桂春蝶の死をきっかけに、落語家になることを決意。94年、三代目桂春団治に入門。2009年「三代目桂春蝶」襲名。明るく華のある芸風で人気。人情噺(ばなし)の古典から、新作までこなす。14年、大阪市の「咲くやこの花賞」受賞。

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コロナ 社会問題

14時間経っても搬送先決まらない…医師語る東京の医療崩壊

https://news.yahoo.co.jp/articles/841b0a383e282f20f51c442787a695b8ab0e3b2b

2021/8/20(金) 6:06 女性自身

医療崩壊ですか? 当然、もうしていると思いますよ」 8月中旬、本誌の取材に応じてくれたのは、東京都大田区で訪問診療を行っている、ひなた在宅クリニック山王の田代和馬院長だ。 【写真あり】自宅療養者に電話で病状を確認する都内の医師 「今日も医療崩壊を痛感する出来事がありました。新型コロナに感染して自宅で療養していた患者さんなんですが、症状が悪化して救急車を呼んだものの、14時間たっても搬送する病院が決まらなかったんです。結局、僕が引き継いでご自宅を訪問して治療しました。まあ、僕らが行けたからまだ完全には崩壊はしていないといえるのかな? 僕らの手が回らなくなったら、本物の医療崩壊ですよね」 田代院長がこう話すように、東京の医療はいま悲惨な状況に陥っている――。新型コロナウイルスの新規感染者が爆発的に増え続けている東京。当然、医療機関の病床は逼迫。それに伴って、1カ月前には1千人台だった都の自宅療養者数は、8月12日時点で2万人を超えた。 新宿ヒロクリニックの英裕雄院長も新型コロナウイルスの陽性者の訪問診療に携わる医師だが、短期間での状況悪化を実感している。 「従来から保健所などの依頼に応じてコロナ陽性者の訪問診療に対応してきたのですが、7月末ぐらいから急に件数が増えています。それまでは週に1回ほど。少ないときでは月に1回、多いときでも1日1~2件でした。ところがいまは、1日に20件ぐらいの対応依頼が舞い込んでいる状況です。それらを、直接の訪問だけでなく、電話やオンライン診療も取りまぜて対応しています」 入院できない自宅療養者にとっては、英院長や冒頭の田代院長が行う訪問診療が命綱となる。 「たとえば、40度くらいの発熱が10日も継続している患者さんがいました。それだけ続けば、ご自身は“自分は重症だ”と思われるのが普通でしょう。でもわれわれの基準では重症にならないんです。それをお伝えしてなんとか自宅療養で頑張ってもらっています」(英院長) ■元気なのに酸素飽和度が低下…“幸せな低酸素症”の恐ろしさ 新型コロナウイルスの場合、“呼吸器症状なし”“せきのみで呼吸困難なし”の状態であれば発熱が続こうとも軽症と診断される。呼吸困難、肺炎所見がある場合は中等症I、酸素投与が必要な場合は中等症II、ICU(集中治療室)に入室または人工呼吸器が必要な場合が重症だ。 ただ、軽症どころか、中等症でも入院が難しくなってきている現実がある。冒頭の“14時間かけても搬送先が決まらなかった患者”の場合もそうだ。田代院長によると、 「その方は30代後半の男性です。基礎疾患も特にない方でした。昨日の夜8時に症状が悪化し救急車を呼んだのですが、今朝10時になっても入院先が見つからなかった。僕が駆けつけて、在宅の酸素濃縮器を手配し、内服薬を処方しました。酸素飽和度は75%くらいだったと思います(96~99%が正常値とされている)」 この男性はその後、そのまま自宅療養を続けている。一人暮らしだというが、もしまた急変したとしたら――。 「そうですね。気づいてくれる方がいないので心配です」 田代院長によると、「元気そうに見える患者さんなのに酸素飽和度を測ると、とても低くてギョッとする」こともあるという。新型コロナウイルスに感染した場合、酸素飽和度が下がっても息苦しさを感じず、気づかないうちに重症化していることがあるのだ。 「“ハッピーハイポキシア(幸せな低酸素症)”と呼ばれる症状です。僕が見たなかにも、酸素飽和度が50~60%という患者さんがいて、非常に危険な状態ですが、会話はできていたんです。 その方は40代の男性で、もともと交通事故で片肺を半分切除していたこともあり、危険な状態でしたが、それでも入院先が決まらず、10日間以上自宅療養が続いていました。意識がもうろうとしていましたので、保健所に緊急入院が必要だと報告して、本当に強くプッシュして、やっと入院先が見つかりました」 東京では7月下旬以降、自宅療養中の容体急変による死者も相次いでいる。とにかく私たちにできることは、感染しないよう自分の身を守ることだ。誰にも命を諦めさせないために――。

「女性自身」2021年8月31日号 掲載

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コロナ 社会問題

<#一年半何してたんだ自民党>急拡散!自公幹部5人会食に怒り心頭、ネット上で「倒閣運動」が始まった

https://news.yahoo.co.jp/articles/47bf46ff75f61fab5e100ff7cb1ae89d871ce2da

2021/8/19(木) 17:45 日刊ゲンダイDIGITAL

 新型コロナウイルスの感染防止策として、政府が不要不急の外出の自粛や外食を控えるよう呼びかける中、自民、公明両党幹事長ら5人が「会食」し、国民から批判の声が出ていることについて、自民党の森山裕国対委員長は18日、国会内で会談した立憲民主党安住淳国対委員長に対し、「配慮が足りなかった」と釈明した。 “自民党のドン”二階幹事長に「政界引退説」! 三男に選挙地盤継承か  これに対し、安住氏は「国民が政治を見る目は厳しい」などと呆れていたが、今や国民の目は「厳しい」どころでは済まない。いつ暴動が起きても不思議ではないほど怒りのマグマがたまっているのだ。 <#一年半何してたんだ自民党>  こんなツイートが急拡大したのは19日朝。コロナ禍に対して何ら対策を講じることができず、緊急事態宣言の発令と延長を漫然と繰り返す政府与党・自民党について、それぞれ一人一人が思う不満や不安、呆れといった心情を投稿しているのだが、その「正鵠を射る言葉」に誰もがうなずいてしまうだろう。 <テキトーに感染者増やして国民を不安に陥れて憲法に緊急事態条項を加えてやろうと画策していました> <時間が経てば自然と終息すると思って、何も考えていなかったと思います> <ゆるゆるの水際対策、民意無視のオリンピック強行。 自国民にはひたすら自粛のお願い> <「国民にお願いする以上、自分がコロナ感染しても重症化しなければ自宅療養します」と宣言する閣僚は、未だに一人も現れない> <もう我慢の限界。コロナ対策はまともにせず無駄なことにばっか税金使いまくって国民のことなんて奴隷にしか思ってないのがよくわかる>  もはやネット上の倒閣運動と言っていいが、自民党幹部は公明党幹部と「会食密談」している暇があったら、まずは、こうした国民の思いに真摯に耳を傾け、反省する方が先ではないのか。

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学校でのマスク義務化、州知事に法的措置も バイデン氏

https://news.yahoo.co.jp/articles/baf93c47290d31f5a535dbc41cd1bdfa829c0c05

2021/8/19(木) 19:50 JIJI.COM AFP BB news

【AFP=時事】全米の学校が新年度を迎える中、ジョー・バイデンJoe Biden)大統領は18日、校内での児童・生徒のマスク着用義務化に反対する州知事らが子どもたちを新型コロナウイルスから守ろうとする学校関係者を脅しているとして、法的措置も辞さないと警告した。 【写真】並ぶときも友達とは距離を取って…米フロリダ州の学校  バイデン氏は「一部の政治家が自らの政治的利益のため、学校内で子どもたちにマスク着用を求めるという公衆安全上の対策を、政争の具にしようとしている」と批判。「学校・教育関係者を妨害し脅迫しようとする州知事に対しては、適宜、法的措置を取る」ようミゲル・カルドナ(Miguel Cardona)教育長官に指示したことを明らかにした。 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と闘うつもりがないのなら、せめて闘おうとしている人たちの邪魔をしないでほしい」とバイデン氏は述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

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コロナ ワクチン 社会問題

ワクチン反対派女性がコロナ死、遺言は「子どもに必ず接種受けさせて」 米

https://news.yahoo.co.jp/articles/fcca12d6b7633e60470c87bcaccccc42abae7986

2021/8/20(金) 10:55 JIJI.COM AFP BB news

【AFP=時事】米テキサス州で、新型コロナウイルスワクチン接種を拒否していた4人の子を持つ女性が、同ウイルスに感染して死亡した。夫も新型ウイルスで亡くした女性の遺言は「子どもたちに必ずワクチン接種を受けさせて」だった。 【写真】フランス各地で「衛生パス」に抗議 25万人参加  ラマルク(La Marque)という小さな町でピアノ教師をしていたリディア・ロドリゲス(Lydia Rodriguez)さん(42)は、16日に死亡した。2週間前には、夫のローレンス(Lawrence Rodriguez)さん(49)が、新型ウイルスに感染して死亡したばかりだった。  リディアさんのいとこのドッティ・ジョーンズ(Dottie Jones)さんが地元テレビ局ABC13に語ったところによると、ロドリゲス夫妻はワクチンを信じておらず、リディアさんが考えを改めた時には、手遅れだったという。  ジョーンズさんは、「彼女(リディアさん)が挿管される前に姉妹に言い残した言葉の一つは、『子どもたちに必ずワクチン接種を受けさせて』だった」と述べた。「ワクチンを接種していれば、今も子どもたちのそばにいられたのに」  看護師のジョーンズさんは、ワクチン接種を受けるようリディアさんを説得しようとしたが、できなかったという。  ジョーンズさんは、「人々が誤った情報を信じていることがただただ悲しい」と述べた。「誤った情報が人々の命を奪っており、私たちは真実を公表しなければならない」  ジョーンズさんは、ロドリゲス夫妻の子どもたちを支援するため募金活動を行い、この話を公にすることで人々の意識を高め、ワクチン接種を呼び掛けることを決めた。 「これは私たちの親族に実際に起きていることで、実際に起こり得る話だ」とジョーンズさんは述べ、「みなさんを怖がらせようとしているわけではない。ただ、新型ウイルスが実在し、(変異株)デルタ株はこれまでになく厳しいものであることを理解してほしい」と訴えた。【翻訳編集】 AFPBB News

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ワクチン 社会問題

コロナワクチン接種後の死亡者550人超を分析 既往症、常用薬などに注目

https://www.news-postseven.com/archives/20210717_1675814.html?DETAIL

2021.07.17 07:00  女性セブン

 ワクチンにはかならずメリット(感染防止)とリスク(副反応)がある。国や医療機関はそのリスクを正しく評価し、調査し、公表すべきであり、私たちもそれを知った上で「打つべきか、打たざるべきか」を判断すべきだ。ワクチン接種後に急死した日本人は、すでに550人以上。だが、その現実も、詳細データも、新聞・テレビではほとんど伝えられない。『女性セブン』が独自に徹底分析した。

 いよいよワクチン接種の証明書が発行される。加藤勝信官房長官は7月12日、新型コロナウイルスワクチンの接種歴を証明する「ワクチンパスポート」について、当面は発行手数料を無料にすることを明らかにした。

 パスポートは7月26日から全国の市区町村窓口で申請受付が始まる。まずは海外に渡航する人が防疫措置の緩和を受ける際に利用されるが、国内でも民間企業などが優遇措置を検討する動きがある。

 パスポート発行の動きが加速する一方で、置きざりにしてはいけないのが、ワクチン接種のリスク「副反応」だ。7月7日、厚生労働省の専門部会は、ファイザー製とモデルナ製のワクチン接種後の「心筋炎」や「心膜炎」について注意を促す内容が、両製品の添付文書に追加されたことを明らかにした。

 また同日、厚労省は国内で2月17日から7月2日まで、ワクチン接種後に死亡が報告された事例が556人に達したことを明かした。6月18日までの報告数355人と比べて、2週間で200人以上増えたことになる。

 556人の内訳は、ファイザー製554人、モデルナ製2人(モデルナ製は5月24日に接種が始まったため、報告数が少ないと思われる)。『女性セブン』は厚労省の報告書をもとに、ファイザー製を接種後に死亡した554人の「性別」「接種回数」「既往症」「常用薬」などを分析した。

 まず性別は男性277人、女性275人、不明2人。これまで女性の副反応が多いとされたが、今回の報告では男女がほぼ同数となった。年代・性別でみると80代男性が118人と最も多く、80代女性(101人)、90代女性(101人)、70代男性(82人)が続く。高齢者が多いのは65才以上から優先接種が始まったことが理由だろう。

 接種回数ごとの死者数は、1回目397人、2回目125人、不明32人。接種から亡くなるまでの期間は「翌日」が108人で最も多く、「8~14日後」(84人)、「2日後」(75人)、「3日後」(52人)が続く。なお「接種当日」は41人だった。

 7月4日には高知県南国市の集団接種会場で、60代男性が接種直後に倒れ、搬送先の病院で死亡した。因果関係は確認されていないが、そうした突然死も発生しているようだ。

 主な死因のトップは不明(129人)で、心肺停止(39人)、心不全(32人)、急性心不全(28人)、心筋梗塞(21人)が続く。気になるのは、「不明」が多数を占めることだ。医療ガバナンス研究所理事長で医師の上昌広さんが指摘する。

「接種と関係のない自然死か、あるいは接種と関係するかもしれない死か、きちんと調査されていないので『不明』となっています。ただの怠慢でしょう。厚労省は国民の不安を払拭するためにも、死亡届を確認して調査すべきです」

 国がワクチン接種時のリスク要因と認めるのが基礎疾患だ。厚労省は接種に際し、「心臓、腎臓、肝臓、血液疾患などの基礎疾患がある人は注意が必要」としている。

 実際に報告書をチェックすると、基礎疾患を持つ人が死者の多数を占める。最も多いのが高血圧の142人で、糖尿病(72人)、アルツハイマー病・認知症(69人)、心不全(60人)、脳梗塞(59人)が続く。5月28日には、兵庫県神戸市の73才女性がワクチン接種後に呼吸が荒くなり、緊急搬送先で死亡した。その女性には糖尿病の持病があった。

「高血圧や糖尿病、肥満などの生活習慣病があると、動脈硬化が進んで血管にダメージが蓄積します。そういう人がワクチン接種後に免疫性の反応による副反応が起こると、血栓や出血のリスクが高まる可能性があり注意が必要です」(医療経済ジャーナリストの室井一辰さん)

 ワクチン接種後に死亡するのは高齢者が多いが、その年代は毎日たくさんの薬を服用するケースが多いことでも知られる。そこで注目されるのが、死亡者の「常用薬」だ。

 薬の種類別では、最多が「血液をサラサラにする薬(抗凝固薬など)」の87人で、以下、「高血圧治療薬」の66人、「制酸薬」(38人)、「胃酸分泌抑制薬」(26人)が続く。4月2日には、前日に2回目の接種を受けた62才男性が自宅の浴槽で意識を失って死亡した。男性は肥満体形で糖尿病を患い、血液をサラサラにする抗血栓薬を服用中で、ワクチンによって血管性の疾患が生じた疑いがある。

「不整脈や血栓症などに処方される抗凝固薬や抗血栓薬などの『血液をサラサラにする薬』は、血管からの出血が止まりにくくなります。ワクチンの免疫反応と出血との関連性も指摘されており、脳出血などのリスクが増す可能性があります」(室井さん)

血小板減少性で血が止まりにくくなる

 報告された死亡事例について、厚労省はこれまで一貫して「ワクチンと症状名との因果関係が認められないもの」もしくは「情報不足等によりワクチンと症状名との因果関係が評価できないもの」としてきた。だが7日の専門部会で異変が起きた。これまで頑なに因果関係を認めなかった厚労省が、ある女性の死亡例について、「接種との因果関係を否定できない」と報告したのだ。

 対象となったのは、関節リウマチや慢性腎臓病などの持病がある80才の女性で、5月20日に2回目の接種を受けたのちに血小板減少症やくも膜下出血などを発症し、7日後の27日に死亡した。そのうち血小板減少症について、厚労省は「持病やその治療薬が影響した可能性もあるが、ワクチンが誘因になった可能性も否定できない」とワクチンとの因果関係を排除しない判定を下した。

 ワクチンが引き起こしたかもしれない血小板減少症とは、どのような病気か。新潟大学名誉教授の岡田正彦さんが指摘する。

「体内に出血が起きたとき、血小板は出血を止めるために働きます。そうした血小板が何らかの理由で少なくなった状態が血小板減少症で、従来ならすぐに血が止まった症状でも、発症すると出血が止まらず、大事にいたりやすくなります」

 なぜ、ワクチン接種で血小板減少症が生じるのか。「あくまで仮説ですが」と断ったうえで岡田さんが語る。

「ファイザー製とモデルナ製のワクチンは、遺伝子の設計図を体内に打ち込む『mRNAワクチン』です。そのワクチンを接種すると細胞内にウイルスのスパイクたんぱく質が形成され、それが体内の免疫反応を引き起こします。従来は安全だと考えられていたスパイクたんぱく質が血小板の細胞表面にある『糖鎖』と呼ばれる突起を切断してしまい、その免疫細胞が血小板を『異物』とみなして攻撃してしまう。それによって血小板が減少するというメカニズムが考えられます」

 mRNAワクチンは、新型コロナで初めて人類が接種したワクチンのタイプなので、副反応のメカニズムがはっきりしないことも不気味だ。

 改めて554例の死因を見ると、脳出血(18人)、くも膜下出血(16人)と頭蓋内出血が目立つ。

「それも血小板減少症が関係しているかもしれません」

 と指摘するのは室井さん。

「頭蓋内出血のリスクはワクチンの治験段階ではあまり報告されませんでしたが、実際には接種後に脳出血やくも膜下出血で亡くなった人が問題になっています。ワクチン接種後に血小板減少症が生じて血が止まりにくくなり、頭蓋内出血が重症化した可能性があります」(室井さん)

 アメリカ・ペンシルベニア州に住む65才男性は、モデルナ製のワクチンを接種した後、重度の血小板減少症を発症し、その後に脳症を発症して死亡したと報じられた。男性には慢性的な高血圧と高脂血症の既往歴があったという。室井さんは、その男性のような生活習慣病に注意を促す。

「生活習慣病は動脈硬化が進み、血液が凝固しやすいので、血を固まりにくくする抗凝固薬をのむケースが多い。そうした人がワクチン接種で血小板減少症を起こせば、ますます出血が止まりにくくなって、くも膜下出血や脳出血のリスクが増す恐れがあります」

 7日の専門部会で厚労省は、6月27日までに報告された453件のうち、7件の死亡例について、「ワクチン接種とは無関係」と評価。だが逆にいえば、その他の死亡例については、接種との関連が不明なままだ。岡田さんが指摘する。

「ワクチンは予防のために接種するのであり、予防のためのワクチンで人が亡くなることは最大限の努力で防がねばなりません。今回、厚労省が接種と血小板減少症が関連する可能性を認めたのは一歩前進であり、今後もさらなる安全性の検証が求められます」

 ワクチンの安全性にも「証明書」が求められている。

※女性セブン2021年7月29日・8月5日号