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コロナ 社会問題

中等症患者が切望しても入院できず…本誌記者が覚悟した「コロナ在宅死」

https://news.yahoo.co.jp/articles/86b75a6d79e99475fba84e0646d509c25996b447

2021/8/20(金) 6:02 FLASH

 8月13日現在、新型コロナウイルス感染症の入院患者が東京都で3700人を超え、自宅療養者も2万人を上回り、過去最多となった。小池百合子都知事は、日本列島を襲っている記録的大雨と同じくコロナ禍も「災害」だと表現し、感染拡大による医療崩壊は新たな段階へ達した。 【写真あり】本誌記者が自宅で使用中の酸素濃縮器 「都内で受入れ先が見つからない患者は、埼玉県内の病院へ搬送されるケースもあり、五輪前とは状況が明らかに違います。基礎疾患がなく、大きな病気に罹ったこともない40代~50代の人が重症化するなど、これまで見たことのない次元に入ったともいわれています」(社会部記者)  8月5日に政府が示した患者療養の新方針では、入院は重症患者、中等症患者で酸素吸入が必要な人、重症化リスクがある人に限られ、それ以外は自宅療養が基本となった。  しかし現実は、今すぐに入院を必要とする患者の多くが自宅療養を余儀なくされ、医療の機能不全が露呈している。  8月7日に陽性が判明し、医師からは「中等症IとIIの間」と診断された本誌記者は現在、自宅療養中。当初は自宅に運び込まれた酸素濃縮器が手放せず入院を切望していたが、ついに病床は見つからなかった。幸い、現在体温は平熱近くまで下がっている。 「8月5日の昼から咳が出はじめ、なんとなく調子が悪いという程度だったので、放っておいたら、6日の夜にかけて発熱。咳と喉の痛みが半端ない状態になりました。体温はこのときが38.0度と最高で、平均37.5度くらい。7日の昼に病院で検査したら陽性でした。熱はその後10日くらいまで下がりませんでした。咳が止まらず血中酸素濃度がどんどん下がって……。(住んでいる)区の保健所は、とにかく入院させたくないように感じました」  自宅療養を続けさせたいとしか思えない保健所の対応。本誌記者は療養期間中、保健所や病院からの電話だけの「診察」を受けたという。 「パルスオキシメーターも酸素濃縮器も、連絡してから2時間くらいで家に届き、あとは電話診察をするというスタンスでした。あまりにしんどくて、入院したいと言っても『手続き中』『お待ちください』の繰り返しなんです。そのうちに治るか死ぬかするだろう、と思っているように感じました。  呼吸ができず、頭もまわらないのでどうすればいいのか途方に暮れました。保健所、医師からそれぞれ電話がくるので面倒くさいし、両者間で情報共有ができていないんです。何度も体温、酸素濃度を尋ねられ、言ったはずの症状すら伝わってない。  保健所の職員も区役所から臨時で来ているのか、前にこちらが話した症状をちゃんとメモしてるのか? と感じました。なぜかパルスオキシメーターが2個も届けられました。これも保健所と医師との連絡が徹底していないからでしょう。  最初の3日は、保健所から夜も電話がきましたが、今は朝9時ごろに1回だけ。内容は相変わらず体温と酸素濃度を聞いて、『入院手続き中です』と言って切るだけです」  一方、軽症患者の場合は自宅療養が原則だが、同居者がいればホテル療養になることもある。都内に住む20代男性は、自治体からホテルに入るように指示されたという。 「8月2日に体調悪化、3日にPCR検査をして5日に陽性判定。区にすすめられるまま8日からホテル療養を開始し、12日まで滞在しました。私の場合は同居者に迷惑をかけたくなかったので、ラッキーだったかもしれません」  入院を求めながら自宅で苦しむ中等症患者がいる一方、簡単にホテルに入れる軽症患者もいる。一概に両者を比較できないが、今の施策が本当に適切か考えさせられる。  このまま自宅療養者が増え続ければ、「在宅死」が広がりかねない、まさに緊急事態だ。

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コロナ ワクチン 社会問題

ワクチン接種に関するチチパスの持論、母国ギリシャ政府が怒り

https://news.yahoo.co.jp/articles/b1a8199b833d244bacb15ece9da5f090eac9a499

2021/8/20(金) 10:08 JIJI.COM AFP BB news

【AFP=時事】ギリシャ政府は19日、同国を代表する男子テニス選手のステファノス・チチパスStefanos Tsitsipas)が、新型コロナウイルスのワクチンを接種するのはツアーで義務化された場合のみと発言したことについて批判した。 【写真特集】コートの外のテニス選手~試合中とは違う表情  世界ランキング3位のスター選手であるチチパスについて、ギリシャの政府報道官は記者会見で「彼にはワクチン接種に関する選択肢を自分で構築するための知識もなければ、学習やリサーチなどの作業もしていない」と指摘すると、「彼は偉大なアスリートだ。しかしながら、ワクチンの必要性やワクチンが臨床試験に十分な時間をかけていることを評価する能力に関しては危うい」との認識を示した。  米シンシナティ(Cincinnati)で今週開幕したウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2021)に出場しているチチパスは先日、まだ新型コロナワクチンを打っていないと明かし、「ワクチン接種が必須事項とは誰からも言われていない。いずれ打たなければならないのは十分に承知の上だが、これまでのところツアーに出場する上では義務化されていないから、まだ打っていない」と語った。  また「自分は若く、25歳以下のカテゴリーだ。ワクチンの臨床試験はまだ十分ではなく、未知のものだと思っている。副反応も出ている」としつつ、「知り合いで打った人も何人かいるのは分かっていて、別に反対してはいない。ただ、自分たちの年代としては、接種の必要がある理由は何も見当たらない」と主張。  そして、誰も打つことを強制されるべきではないと付け加え、「自分としては、改良型のワクチンが製造され、リスクを上回るメリットをもたらしてくれるのを望んでいる」と話した。  今年の全仏オープン(French Open 2021)で準優勝を果たしたチチパスのこうした発言を受け、報道官は「他の分野においても優れた存在感やパフォーマンスを発揮することができ、幅広いソーシャルグループにとって考え方の基準になるような人物が、このような見解を示すときには二重の注意を払うべきだ」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

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コロナ 社会問題

コロナワクチンの健康被害で初救済 29人、因果関係否定できず

https://news.yahoo.co.jp/articles/78b7a29b2fb7ca9640a5a0360881a7658996474a

2021/8/19(木) 20:48 毎日新聞

 厚生労働省の審査分科会は19日、新型コロナウイルスワクチンの接種後に健康被害を訴えた29人について、接種との因果関係が否定できないとして予防接種法に基づき医療費と医療手当の支給を決めた。新型コロナワクチンでの患者の救済決定は初めてとなる。 【国産ワクチン開発の現状と見通し】  予防接種法に基づく接種で健康被害があれば、国が治療費や障害年金などを補償する「予防接種健康被害救済制度」がある。市町村に申請し、外部有識者からなる厚労省の疾病・障害認定審査会が因果関係を認定すれば給付が受けられる。  新型コロナワクチンも対象に含まれ、19日の分科会で、申請があった計41件を審査した。18~83歳の女性37人、男性4人で、いずれも通院や入院に要した医療費・医療手当を請求。重い副反応の一つのアレルギー反応「アナフィラキシー」や急性アレルギー反応、アナフィラキシー様症状の健康被害があった。死亡一時金の申請はなかった。このうち29件を認定し、12件は判断を保留した。否認はなかった。  厚労省によると、新型コロナワクチンを接種後、アナフィラキシーと診断されたのは、7月25日までに米ファイザー製は約7413万回接種のうち360件、米モデルナ製は約358万回接種のうち8件あった。死亡は7月末までに計919人で、副反応について検討する専門部会は接種との因果関係は評価できないとしている。【矢澤秀範】

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コロナ 社会問題

ワクチン拒否し夫の2週間後に死亡した4児の母親「子供たちにはワクチンを…」

https://news.yahoo.co.jp/articles/7d2badbdd6bd9f91ec9ca1a34f90cb15647c1356

2021/8/20(金) 7:30 COURRIER

「子供たちにワクチンを受けさせて」──そう言い残して4人の子供を持つ母親は息を引き取った。彼女は、家族全員が感染するそのときまでワクチンを打つつもりはなかった。 【画像】コロナで亡くなった夫妻と残された4人の子供たち 数週間前、リディア・ロドリゲス(42)はワクチンを打たなくても新型コロナウイルスに打ち勝てると思っていた。 しかし、1週間にわたる教会のキャンプから帰宅後、自分や家族の陽性がつぎつぎに確認されると、彼女は気を変えてワクチン接種を希望したが、そのときには「すでに手遅れだった」と主治医は言う。彼女を待っていたのは人工呼吸器だった。彼女のいとこ、ドッティ・ジョーンズが米「ワシントン・ポスト」の取材に答えた。 米テキサス州ガルベストンに暮らし、ピアノ教師をしていたロドリゲスには4人の子供がいた。いよいよ打つ手がなくなったとき、彼女は最後の電話で姉妹にこう頼んだ。「どうか子供たちにワクチンを受けさせて」と。 彼女は8月16日に息を引き取った。夫のローレンス・ロドリゲス(49)が同じく新型コロナウイルスで命を落としてから2週間後のことだった。 結婚して21年になるロドリゲス夫妻は、アメリカに何千万人といるワクチン未接種者の一部だ。現在、アメリカでは12歳以上であれば無料でワクチンが提供されており、当局はワクチン接種が重症化や死亡率を大幅に下げると訴えている。それにもかかわらず、いまも多くの子供たちがこの病気で親を亡くし、孤児になっている。 ロドリゲス夫妻もまた、他の患者と同様に挿管される直前にワクチンの投与を医師に懇願した。 「リディアはワクチンを信じていませんでした」。ジョーンズは言う。「彼女は、薬に頼らず自分でなんとかできると思っていたのです」 新生児看護師だったジョーンズは、勤務先の病院で新型コロナウイルスがいかに母子に深刻な影響を与えるかを見てきた。彼女は、何週間も人工呼吸器につながれたまま症状が改善しない患者のことをロドリゲスに話した。 何度ジョーンズがその危険性を訴えても、いとこは沈黙を保ったままだった。それがすべてを物語っていた、と彼女は振り返る。「リディアはワクチンを打つ気はまったくありませんでした。とても心配でした」

家族全員が感染

夫のローレンスも妻とともにワクチン接種を拒否していた。4人の子供のうち3人はすでに接種対象年齢だが、彼らもまた、一度も接種していなかったという。 7月初旬、ロドリゲスと子供たちが教会のキャンプから戻ってきた数日後、ジョーンズの懸念が現実のものになった。仕事の都合でキャンプには参加しなかった夫を含め、家族が一人ずつ陽性を示したのだ。 息切れが始まったロドリゲスを夫が病院に連れて行くまで、彼女は誰にも家族の感染のことを話さなかった。彼女はICUに入り、夫も別病棟に入院した。 そのときには4人の子供たちも全員感染していたが、一番下の子供だけに軽い症状が出たものの、他の3人は無症状だったという。 夫のローレンスは一時、病状が改善したように見えた。しかし、入院の数日後にはICUに移された。人工呼吸器につながれる直前になって彼もワクチンの接種を希望した。遅すぎた。彼は8月2日に亡くなった。 その頃、妻リディアは完全に酸素マスクに依存していたため、電話をかけてくる子供たちと話すことすらできなかった。 「あなたのために祈っているわ。子供たちの面倒も見ているから」とジョーンズは彼女が亡くなる当日も話しかけたという。そしてその後、ジョーンズは病院のスタッフから彼女の訃報を受けた。 ジョーンズによると、ロドリゲスの最期の願いは18歳の双子の子供たちに伝えられ、16歳の息子と11歳の娘も可能になればすぐにワクチンを接種する予定だという。 親族は子供たちを支援するため、オンラインで寄付金を募り始めた。 8月18日、ロドリゲスは43歳の誕生日を迎えるはずだった。

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コロナ 社会問題

武漢研究所が“証拠隠滅”米下院報告 検査通知の数時間後…病原体データが突然消失、「疑惑の日」2019年9月12日に河添恵子氏が迫る

https://news.yahoo.co.jp/articles/1f1c2b092230451adb8221e9ab0966c89ab05355

2021/8/19(木) 16:56 夕刊フジ

 日本で1万5000人以上、世界全体で435万人以上もの犠牲者を出した新型コロナウイルスの「起源」について、ジョー・バイデン米大統領は情報機関に対し、今月末までに追加調査の報告を指示している。これに先立ち、欧米の議会や研究者、メディアが、中国・武漢にある「中国科学院武漢ウイルス研究所」からの流出説を強める発信を続けている。「疑惑の日」として浮上した2019年9月12日と、習近平国家主席率いる中国共産党政府の責任とは。ノンフィクション作家河添恵子氏が最新情報に迫った。 【写真】疑惑の目が向けられている武漢ウイルス研究所  「新型コロナウイルスの『患者ゼロ号』は、武漢ウイルス研究所の職員の可能性がある。研究現場で感染したというのが有力説の1つだ」  WHO(世界保健機関)の新型コロナウイルス起源調査団を率いた医師のピーター・ベン・エンバレク氏は12日、地元・デンマークの国営テレビ2のドキュメンタリー番組でこう語った。  「新型コロナの宿主とみられている種類のコウモリは、武漢地域に野生で生息していない」ことや、「中国の専門家らと研究所流出説についての議論をすることが困難で、報告書に入れる同意が得られなかった」ことも暴露された。  米下院外交委員会のマイケル・マッコール(共和党)筆頭理事らも、1日に新型コロナの起源に関する84ページの報告書を公表し、「武漢ウイルス研究所から流出」との結論を導き出した。エンバレク氏の説と一致しているのは、「研究所を起源」と見定めた点であり、すなわち中共政府が発生当初から大々的に喧伝した「海鮮市場からの流行説」の否定である。  ウイルス発生の時期について、共和党の米下院による同報告書は2019年8~9月ごろとした。  そして、“疑惑の日”として浮上したのが同年9月12日だ。同日午前2時から午前3時にかけて、武漢ウイルス研究所が収集した2万2000以上のコウモリとネズミの病原体サンプルと遺伝子情報が収録されていたデータベースが突然、消えたのだ。  調査報道で知られるフランスのニュースサイト「メディアパルト」が先月15日に発表した「武漢ウイルス研究所の伝説 中国当局による1年半の隠蔽」によると、「データベースが消えた」のは、武漢大学から「検査の通知」があった数時間後だった。同研究所から近い武漢大学は、同年6月より(国の)科学技術部の専門委員会による検査対象になっていた…。  「中共政府は嘘をつき続けてきた」と非難するメディアパルトの同記事には、米報告書と同じ、「19年9月に武漢にコロナウイルスが存在していた、と専門家グループが説明」と記されている。  ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)も今月8日、最も危険なウイルスを扱うP4レベルのプロジェクトにおいて、有害な医療廃棄物が適切に処理されておらず、19年9月9日に廃水処理プラントを閉鎖させ、隣接する江夏工場に処理を移転させたこと、P4実験室の稼働から2年足らずで、廃棄物処理システムや空調設備の「通常はあり得ない」大規模な改修をしている事実を報じた。  フランスは、SARS(重症急性呼吸器症候群)流行後の03年、中共政府と協定を締結。技術と資金の提供を含め、武漢P4実験室(=通称『新しいラボ』)の建設に関わった。当時から、「中国のP3実験室はすべて人民解放軍が制御している」「フランス軍と情報機関は、ラボの建設技術が軍事に転用されることを懸念」などと報じられていた。  「中国当局が、16年に実験室で働くために必要な防護服の数十枚をフランス当局に要求したが、機密機器の輸出を担当するデュアルユース委員会が、彼らの要求を拒否」「中国共産党が軍事研究を行うか、軍事手段のための第2のP4実験室を開設しようとしていると、フランス国防省内が懸念を強めた」ことを、フランス紙「チャレンジ」(20年4月30日)が暴露している。  前出の共和党米下院による報告書にも、「武漢研究所は16年初めから、修正の痕跡を残さずに新型コロナウイルスを遺伝的に変換させられる能力を持っていた」と記されている。5年前のこの時期も“分岐点”となっていることが素人でも分かる。  そして同報告書は、19年9月に武漢に存在したウイルスについて、同年10月18日、世界109カ国の計9308人の選手が武漢に集まって開催された「軍人世界ゲーム(2019 Military World Games)」を機に世界に広がったと結論づけた。  米国、フランス、そして世界の「正義と良識を持った」科学者や専門家で、もはや「人工説」を疑う者はいないようだ。習政権も「自然発生説」で押し切れないからこそ、「架空の学者」をしつらえ官製メディアやSNSを使って意図的にデマ論説を垂れ流して抵抗を続けている。  まさか、これでも日本政府は「陰謀論」だと考えるのだろうか。  

■ 河添恵子(かわそえ・けいこ) ノンフィクション作家。1963年、千葉県生まれ。名古屋市立女子短期大学卒業後、86年より北京外国語学院、遼寧師範大学へ留学。2020年、アパ日本再興財団が主催する、第13回「真の近現代史観」懸賞論文の最優秀藤誠志賞を受賞。著書・共著に『トランプが中国の夢を終わらせる』(ワニブックス)、『覇権・監視国家-世界は「習近平中国」の崩壊を望んでいる』(ワック)、『習近平が隠蔽したコロナの正体』(同)など多数。

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コロナ 社会問題

なぜ社長は表に出てこない…テレ朝社員の宴会・転落問題 五輪に“ブーメラン競技”あったら金メダル確実

https://news.yahoo.co.jp/articles/c0e86f265de7851093274e95331650db75604071

2021/8/19 16:56 夕刊フジ

桂春蝶の蝶々発止。】  テレビ朝日スポーツ局社員ら10人が9日未明、緊急事態宣言下の東京都内のカラオケ店で、東京五輪の打ち上げと称して飲酒を伴う宴会を開き、女性社員が2階から転落するという、とんでもない事実が発覚しました。 【写真】テレ朝社員が転落したカラオケ店の外観  これまで散々、コロナの恐怖を煽り続け、大衆に「自粛」を徹底させ、一部ワイドショーなどで東京五輪にあれだけ反対してきたテレビ朝日のこの始末。五輪に「ブーメラン」という競技があったら、同局が金メダルを獲得するのは間違いないでしょう(笑)。  火消しよろしく、ニュース番組やワイドショーでキャスターが謝罪をする姿を見ても、もう滑稽すぎて…。このコーナーで書くことすらアホらしくなってきますな。  ここまで来たら、こういううがった見方をしたくもなる。実は皆さん、この東京五輪で儲けたのって、「テレビ局」だというのを、ご存じですか? これは業界関係者から聞いた話です。  最近、大手広告代理店が1000億円を超える黒字だという報道が出ましたが、実は広告代理店はそんなに儲かっていないんですって。東京五輪について、広告代理店は事前作業などをかなりやってきたが、事態が右往左往しすぎて作業量が倍増。人件費も相当かかってしまったそうです。  一方、テレビ局は日本選手の大活躍で視聴率がアップしました。大半が「無観客」開催なので、みんなテレビにかじり付きましたよね? 企業もテレビCMをうちまくった。あと、渋谷の交差点みたいな普段人がたくさん行き交う場所に出ている広告も、在宅増加でテレビ広告に移行しているとか。結局、独り勝ちなのは「テレビ局」だったそうです。  あれだけコロナ報道をやりまくって、「無観客」開催を徹底させたのも、「五輪特需」を狙っていたのではないかと思いたくもなります。万が一、そうだとしたら、私たちの生活ってテレビに転がされてるというか、「蹂躙(じゅうりん)されている」と言いたくもなりますわ。  テレビ朝日の社員らの始末も、その「特需」にわいて、テンションが爆上げになっていたんじゃないですか? 文春オンラインによると、「一次会は焼き肉、二次会はカラオケ。テキーラ付き」だったそうですが、緊急事態宣言中に考えられません。何で、社長は表に出てこないのですか?  ワイドショーやニュース番組がつくり出す空気の中で、飲食店が次々と閉店し、鬱病の方も増え、自殺者が多くなっている…。今回の「打ち上げ」の報道を聞いたら、それくらい言いたくもなりますよ、本当に。  

■桂春蝶(かつら・しゅんちょう) 1975年、大阪府生まれ。父、二代目桂春蝶の死をきっかけに、落語家になることを決意。94年、三代目桂春団治に入門。2009年「三代目桂春蝶」襲名。明るく華のある芸風で人気。人情噺(ばなし)の古典から、新作までこなす。14年、大阪市の「咲くやこの花賞」受賞。

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コロナ 社会問題

14時間経っても搬送先決まらない…医師語る東京の医療崩壊

https://news.yahoo.co.jp/articles/841b0a383e282f20f51c442787a695b8ab0e3b2b

2021/8/20(金) 6:06 女性自身

医療崩壊ですか? 当然、もうしていると思いますよ」 8月中旬、本誌の取材に応じてくれたのは、東京都大田区で訪問診療を行っている、ひなた在宅クリニック山王の田代和馬院長だ。 【写真あり】自宅療養者に電話で病状を確認する都内の医師 「今日も医療崩壊を痛感する出来事がありました。新型コロナに感染して自宅で療養していた患者さんなんですが、症状が悪化して救急車を呼んだものの、14時間たっても搬送する病院が決まらなかったんです。結局、僕が引き継いでご自宅を訪問して治療しました。まあ、僕らが行けたからまだ完全には崩壊はしていないといえるのかな? 僕らの手が回らなくなったら、本物の医療崩壊ですよね」 田代院長がこう話すように、東京の医療はいま悲惨な状況に陥っている――。新型コロナウイルスの新規感染者が爆発的に増え続けている東京。当然、医療機関の病床は逼迫。それに伴って、1カ月前には1千人台だった都の自宅療養者数は、8月12日時点で2万人を超えた。 新宿ヒロクリニックの英裕雄院長も新型コロナウイルスの陽性者の訪問診療に携わる医師だが、短期間での状況悪化を実感している。 「従来から保健所などの依頼に応じてコロナ陽性者の訪問診療に対応してきたのですが、7月末ぐらいから急に件数が増えています。それまでは週に1回ほど。少ないときでは月に1回、多いときでも1日1~2件でした。ところがいまは、1日に20件ぐらいの対応依頼が舞い込んでいる状況です。それらを、直接の訪問だけでなく、電話やオンライン診療も取りまぜて対応しています」 入院できない自宅療養者にとっては、英院長や冒頭の田代院長が行う訪問診療が命綱となる。 「たとえば、40度くらいの発熱が10日も継続している患者さんがいました。それだけ続けば、ご自身は“自分は重症だ”と思われるのが普通でしょう。でもわれわれの基準では重症にならないんです。それをお伝えしてなんとか自宅療養で頑張ってもらっています」(英院長) ■元気なのに酸素飽和度が低下…“幸せな低酸素症”の恐ろしさ 新型コロナウイルスの場合、“呼吸器症状なし”“せきのみで呼吸困難なし”の状態であれば発熱が続こうとも軽症と診断される。呼吸困難、肺炎所見がある場合は中等症I、酸素投与が必要な場合は中等症II、ICU(集中治療室)に入室または人工呼吸器が必要な場合が重症だ。 ただ、軽症どころか、中等症でも入院が難しくなってきている現実がある。冒頭の“14時間かけても搬送先が決まらなかった患者”の場合もそうだ。田代院長によると、 「その方は30代後半の男性です。基礎疾患も特にない方でした。昨日の夜8時に症状が悪化し救急車を呼んだのですが、今朝10時になっても入院先が見つからなかった。僕が駆けつけて、在宅の酸素濃縮器を手配し、内服薬を処方しました。酸素飽和度は75%くらいだったと思います(96~99%が正常値とされている)」 この男性はその後、そのまま自宅療養を続けている。一人暮らしだというが、もしまた急変したとしたら――。 「そうですね。気づいてくれる方がいないので心配です」 田代院長によると、「元気そうに見える患者さんなのに酸素飽和度を測ると、とても低くてギョッとする」こともあるという。新型コロナウイルスに感染した場合、酸素飽和度が下がっても息苦しさを感じず、気づかないうちに重症化していることがあるのだ。 「“ハッピーハイポキシア(幸せな低酸素症)”と呼ばれる症状です。僕が見たなかにも、酸素飽和度が50~60%という患者さんがいて、非常に危険な状態ですが、会話はできていたんです。 その方は40代の男性で、もともと交通事故で片肺を半分切除していたこともあり、危険な状態でしたが、それでも入院先が決まらず、10日間以上自宅療養が続いていました。意識がもうろうとしていましたので、保健所に緊急入院が必要だと報告して、本当に強くプッシュして、やっと入院先が見つかりました」 東京では7月下旬以降、自宅療養中の容体急変による死者も相次いでいる。とにかく私たちにできることは、感染しないよう自分の身を守ることだ。誰にも命を諦めさせないために――。

「女性自身」2021年8月31日号 掲載

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コロナ 社会問題

<#一年半何してたんだ自民党>急拡散!自公幹部5人会食に怒り心頭、ネット上で「倒閣運動」が始まった

https://news.yahoo.co.jp/articles/47bf46ff75f61fab5e100ff7cb1ae89d871ce2da

2021/8/19(木) 17:45 日刊ゲンダイDIGITAL

 新型コロナウイルスの感染防止策として、政府が不要不急の外出の自粛や外食を控えるよう呼びかける中、自民、公明両党幹事長ら5人が「会食」し、国民から批判の声が出ていることについて、自民党の森山裕国対委員長は18日、国会内で会談した立憲民主党安住淳国対委員長に対し、「配慮が足りなかった」と釈明した。 “自民党のドン”二階幹事長に「政界引退説」! 三男に選挙地盤継承か  これに対し、安住氏は「国民が政治を見る目は厳しい」などと呆れていたが、今や国民の目は「厳しい」どころでは済まない。いつ暴動が起きても不思議ではないほど怒りのマグマがたまっているのだ。 <#一年半何してたんだ自民党>  こんなツイートが急拡大したのは19日朝。コロナ禍に対して何ら対策を講じることができず、緊急事態宣言の発令と延長を漫然と繰り返す政府与党・自民党について、それぞれ一人一人が思う不満や不安、呆れといった心情を投稿しているのだが、その「正鵠を射る言葉」に誰もがうなずいてしまうだろう。 <テキトーに感染者増やして国民を不安に陥れて憲法に緊急事態条項を加えてやろうと画策していました> <時間が経てば自然と終息すると思って、何も考えていなかったと思います> <ゆるゆるの水際対策、民意無視のオリンピック強行。 自国民にはひたすら自粛のお願い> <「国民にお願いする以上、自分がコロナ感染しても重症化しなければ自宅療養します」と宣言する閣僚は、未だに一人も現れない> <もう我慢の限界。コロナ対策はまともにせず無駄なことにばっか税金使いまくって国民のことなんて奴隷にしか思ってないのがよくわかる>  もはやネット上の倒閣運動と言っていいが、自民党幹部は公明党幹部と「会食密談」している暇があったら、まずは、こうした国民の思いに真摯に耳を傾け、反省する方が先ではないのか。

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コロナ マスク 社会問題

学校でのマスク義務化、州知事に法的措置も バイデン氏

https://news.yahoo.co.jp/articles/baf93c47290d31f5a535dbc41cd1bdfa829c0c05

2021/8/19(木) 19:50 JIJI.COM AFP BB news

【AFP=時事】全米の学校が新年度を迎える中、ジョー・バイデンJoe Biden)大統領は18日、校内での児童・生徒のマスク着用義務化に反対する州知事らが子どもたちを新型コロナウイルスから守ろうとする学校関係者を脅しているとして、法的措置も辞さないと警告した。 【写真】並ぶときも友達とは距離を取って…米フロリダ州の学校  バイデン氏は「一部の政治家が自らの政治的利益のため、学校内で子どもたちにマスク着用を求めるという公衆安全上の対策を、政争の具にしようとしている」と批判。「学校・教育関係者を妨害し脅迫しようとする州知事に対しては、適宜、法的措置を取る」ようミゲル・カルドナ(Miguel Cardona)教育長官に指示したことを明らかにした。 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と闘うつもりがないのなら、せめて闘おうとしている人たちの邪魔をしないでほしい」とバイデン氏は述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

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コロナ ワクチン 社会問題

ワクチン反対派女性がコロナ死、遺言は「子どもに必ず接種受けさせて」 米

https://news.yahoo.co.jp/articles/fcca12d6b7633e60470c87bcaccccc42abae7986

2021/8/20(金) 10:55 JIJI.COM AFP BB news

【AFP=時事】米テキサス州で、新型コロナウイルスワクチン接種を拒否していた4人の子を持つ女性が、同ウイルスに感染して死亡した。夫も新型ウイルスで亡くした女性の遺言は「子どもたちに必ずワクチン接種を受けさせて」だった。 【写真】フランス各地で「衛生パス」に抗議 25万人参加  ラマルク(La Marque)という小さな町でピアノ教師をしていたリディア・ロドリゲス(Lydia Rodriguez)さん(42)は、16日に死亡した。2週間前には、夫のローレンス(Lawrence Rodriguez)さん(49)が、新型ウイルスに感染して死亡したばかりだった。  リディアさんのいとこのドッティ・ジョーンズ(Dottie Jones)さんが地元テレビ局ABC13に語ったところによると、ロドリゲス夫妻はワクチンを信じておらず、リディアさんが考えを改めた時には、手遅れだったという。  ジョーンズさんは、「彼女(リディアさん)が挿管される前に姉妹に言い残した言葉の一つは、『子どもたちに必ずワクチン接種を受けさせて』だった」と述べた。「ワクチンを接種していれば、今も子どもたちのそばにいられたのに」  看護師のジョーンズさんは、ワクチン接種を受けるようリディアさんを説得しようとしたが、できなかったという。  ジョーンズさんは、「人々が誤った情報を信じていることがただただ悲しい」と述べた。「誤った情報が人々の命を奪っており、私たちは真実を公表しなければならない」  ジョーンズさんは、ロドリゲス夫妻の子どもたちを支援するため募金活動を行い、この話を公にすることで人々の意識を高め、ワクチン接種を呼び掛けることを決めた。 「これは私たちの親族に実際に起きていることで、実際に起こり得る話だ」とジョーンズさんは述べ、「みなさんを怖がらせようとしているわけではない。ただ、新型ウイルスが実在し、(変異株)デルタ株はこれまでになく厳しいものであることを理解してほしい」と訴えた。【翻訳編集】 AFPBB News