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ワクチン反対派女性がコロナ死、遺言は「子どもに必ず接種受けさせて」 米

https://news.yahoo.co.jp/articles/fcca12d6b7633e60470c87bcaccccc42abae7986

2021/8/20(金) 10:55 JIJI.COM AFP BB news

【AFP=時事】米テキサス州で、新型コロナウイルスワクチン接種を拒否していた4人の子を持つ女性が、同ウイルスに感染して死亡した。夫も新型ウイルスで亡くした女性の遺言は「子どもたちに必ずワクチン接種を受けさせて」だった。 【写真】フランス各地で「衛生パス」に抗議 25万人参加  ラマルク(La Marque)という小さな町でピアノ教師をしていたリディア・ロドリゲス(Lydia Rodriguez)さん(42)は、16日に死亡した。2週間前には、夫のローレンス(Lawrence Rodriguez)さん(49)が、新型ウイルスに感染して死亡したばかりだった。  リディアさんのいとこのドッティ・ジョーンズ(Dottie Jones)さんが地元テレビ局ABC13に語ったところによると、ロドリゲス夫妻はワクチンを信じておらず、リディアさんが考えを改めた時には、手遅れだったという。  ジョーンズさんは、「彼女(リディアさん)が挿管される前に姉妹に言い残した言葉の一つは、『子どもたちに必ずワクチン接種を受けさせて』だった」と述べた。「ワクチンを接種していれば、今も子どもたちのそばにいられたのに」  看護師のジョーンズさんは、ワクチン接種を受けるようリディアさんを説得しようとしたが、できなかったという。  ジョーンズさんは、「人々が誤った情報を信じていることがただただ悲しい」と述べた。「誤った情報が人々の命を奪っており、私たちは真実を公表しなければならない」  ジョーンズさんは、ロドリゲス夫妻の子どもたちを支援するため募金活動を行い、この話を公にすることで人々の意識を高め、ワクチン接種を呼び掛けることを決めた。 「これは私たちの親族に実際に起きていることで、実際に起こり得る話だ」とジョーンズさんは述べ、「みなさんを怖がらせようとしているわけではない。ただ、新型ウイルスが実在し、(変異株)デルタ株はこれまでになく厳しいものであることを理解してほしい」と訴えた。【翻訳編集】 AFPBB News